#194 雑文。うつ病が風呂に入る方法。

　ほぼ毎日お風呂に入っています。それも湯船に浸かっています。昨年は、年間を通して週１、２回シャワーを浴びる程度で、それすらだんだんと回数が減り、末期は月に２回くらいまで減っていたと思います。

　これができるようになった要因の第一は、休職しているからです。リモートワークとはいえ、１日８時間も拘束されていたら、何もできませんね。Uber Eats頼んで、食べたら横になるだけです。いま復職したら、間違いなく元に戻るか、悪化する自信すらあるくらいです。

　わたしだけじゃなく、うつ病の人は風呂に入れなくなる人、多いらしいです。工程が多いんですよね。服を脱ぐことから始まって、シャンプーしてトリートメントして…etc…etc…

　正直、時間のある今でも十分にはできていません。とはいえ、身体のこわばりをほぐし、その後の睡眠を助ける入浴（特に湯船）は、翌日の健康を担保するもので欠かせません。

　というわけで、入浴はしたいわけです。では、どうやって「ほぼ毎日入浴」を実現しているのかというと、簡単です。「湯を張って、入る」それだけを目標にしています。

　シャンプーしたくなければ、お湯をかぶって終わり。体を洗いたくなければ、しない。ムダ毛は服装で隠す。顔面だけは軽くチェックしておくけど、見たくなければ、それもしない。これでかなりお風呂に入れるようになりました。

　いい匂いはしませんが、腐臭を発する訳ではないので外出が可能になります。そうです。風呂に入れないと、ますます引きこもってしまうんですね。

　ああ、入浴剤は使いません。使うと楽しいですが、入浴剤が切れた時に入浴しない理由になってしまいます。だから、むしろ使わない方がいいと思います。とにかく工程を減らす方がいいです。

　もし、わたしに同居人がいて「ねえ？ちゃんと体洗った？」とか確認されると、病んで風呂に入れなくなると思います。そうなるとお互い大変です。その意味では、一人暮らしで良かったですね。