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#247 生存報告240622

 ちゃんと生きていることを示しておきたいので、中身があろうがなかろうが、毎日何かしらを書いておきたい気持ちがある。だのに最近のわたしときたら、どうにもサボってばかりでつまらない。

 わたし本人としても書きたいのに書けないから、つまらないということです。毎日書きたい。何なら、書きたいネタが溜まっているのに消化できなくて、そこにストレスを感じるくらいです。

 そうなっている理由を要約すれば「体調が悪い」の一言に尽きるのですが、うつ病患者にとってこれは便利な言葉です。医師以外の人に説明する場面では、これだけで済みますからね。

 現代はメンタル疾患の当事者や経験者、医師もがこぞってSNSで発信してくれていますから、社会的な理解は深まっていると思います。他の病気と同じく、誰にでもなる可能性はありますからね。自分にも起こりうるものだと思って理解を深めてもらえると助かります。ただし、自分自身も含めて注意したいのは「体調が悪い」の一言に何が含まれているかは、人により全く異なるということです。

 わたしの場合は身体症状が主なので、疲れやすい、気力が湧かない、体を動かすことが面倒になる等々の、割とメジャーな症状ですね。あえて乱暴な言い方をすると「なまけ」と区別がつかないような見え方をすると思います。

 どれだけのなまけ者であっても体力が余れば遊びたくなったりはすると思うのですが、わたしには余らせるほどの体力がないので遊びもままならない。という点が、「なまけ」との違いになると思います。

 暮らしぶりは「引きこもり」に近いのかなと思っています。体力が無くて楽しみ(娯楽)が十分に得られない。わたしはそれを買い物に代替して散財し、あげく債務整理をする羽目になった訳ですが、今でも体調が悪い日が続くと、無意味にモノを買いたくなりますね。必要性ではなく、買い物から得られる刺激に依存しているのは明らかです。

 これをね、自分なりに解明したいんですよね。それほど遠くない未来に、同人エッセイを出したいのですが、それはこの「本来、休養・治療やセーフティネットに頼るべき状況の労働者が、レジャーとしての買い物の快感に依存しながら働き続けることができてしまう、代償的消費行動について」が軸じゃないと、わたしが書く意味がないなと思っています。

 ちなみに現在、物欲が抑えられない時は「新しいモノを迎え入れるにあたり、既存のモノを減らす覚悟があるか?」を考えることにしています。売却や処分の面倒さが頭をよぎって物欲をキャンセルできます。また、何かを買うならできるだけ電子書籍を買うようにしています。物理的に場所を取ることがないですし、読書は好きですし、休職中のいまにぴったりですし。

 ちなみに、「死にたい」等の精神症状が突然やってくることも、やっぱりありますね。そんな時はとにかく飯食って寝るのが一番なのですが、そればかりをやっていると生活の無意味化が本当にすごくて、気分転換のタイミングがないので更に病みます。続くようなら医師に相談して、薬の量を調整してもらったりしています。

 そうそう、もしかしたら、わたしが他のメンタル疾患の方と結構違うかな?と思う点がひとつあって、わたしは比較的、自己肯定感が高い方だと思うんですよね。少なくとも、自分を責めることってあんまりないんです。「わたしも間違っているけど、世の中の方も大概だよね?」みたいな感覚ですね。自分を含めた世界が嫌いというか、この地球に人類っていない方が良くない?みたいな感覚が基本にあります。「自分はこの世にいちゃいけないんだ!」って思ったことは、多分ないんじゃないかな。あくまで自分基準で「世界はクソ!もう無理です!お先に御免!」みたいな感じなんですよね、死にたいときって。

 というわけで、わたしは今日も生きています。


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