見出し画像

メンヘラという言葉 つづき。

メンヘラという言葉の続き。


更に言えば、私はメンタルの病を持っている人が幼馴染で交流があるし、メンタルの病を持っていた人とも友人でいる。
(時系列で言えば、発病したのは幼馴染よりこの友人が先)
彼女の場合は、仕事の異動でとんでもない過重労働を課されたことで発病した。
彼女の場合は、仕事も過重労働現場から異動させてもらって、もう治り、仕事にも復帰しているし今は健康体だが、体調が悪い時も連絡は欠かさなかった

私はわからなかったから、ネットで調べた。
そして、その人それぞれの対応が必要とあったから、どういうことを言われたりされたりしたら辛くて悲しくなってしまうのか、どういうことをしたら助かるのかというのをつぶさに聞いた
そして、彼女のグチの中で「こういうことをしたら落ち込むんだな」というこをひっそり勉強したりもした
だから、彼女が闘病している間、私は別に普通に友達をしていた
勿論、当日の体調が悪くてドタキャンは、よくあった
でも理解していれば、別に仕方のないことだな、と思えたからなんとも思わなかった
私だって当日熱を出せばドタキャンするし、と。

要は地雷を踏まなければいいのだ
彼女の地雷を踏んでしまった人の話を、グチとして聞いたことが何度もあった。
そして、彼女がどういう風に苦しんでしまったのかも、どうして欲しかったのかも
そうやって聞いていくうちに、なるほどなぁと自分でも勉強になったのだ
地雷を踏まない、という意味では、彼女が闘病中は比較的聞き手に回ることが多かったように思う
別に意識していた訳ではない
が、結果的に地雷を踏んでしまう率は低くなっていたかもしれない

完全にわかってあげることはできなかったけれど、ツライのはわかるよと共感してあげた。これは女子トークでは定番の共感トークなので、いつもと変わらない
明らかに今までと様子が違う彼女を支えたいと私は思った
彼女が必要としてくれるなら、できる範囲でいつでも会った

そうやって過ごしていれば、別に、メンタルを病んでいる人と人間関係を作ることは不可能ではないし、こちらが不愉快になることもないのだ
多分、その人の苦しみが爆発してしまう「地雷」の場所は、人それぞれで、だから会社やそれ以外の人間関係で、突然爆発してしまう人がいて、それを不快に思った人たちが「メンヘラ」とカテゴライズしているのだろう
それが、私はあまり好きではない
そもそもカテゴライズ自体も好きではない

治った友達もいるからこそ思う
私だっていつなるかわからない
貴方だっていつなるかわからない

私の身近な人だって、家族だってそうだ
だから、「メンヘラ」とカテゴライズして、自分とは違うと投げだしてしまうのではなく、どうして苦しいの?と同じ目線で話をしたいと思うのだ
勿論、自分は病気じゃないから100%はわかってあげられないし、わからないことを言われることもある
でも、その人はそれが苦しいんだと理解することはできる

自分だって弱いのだから、相手が弱っていたら助けてあげたい
そんな優しい人たちで溢れた社会になればいいなぁと、思う。

ただし、自分に余裕がない時には、できるだけその人と近づかないこと
人間誰しも余裕がない時がある。自分のことで落ち込んでてそれどころではない時もある。そういう時はなにかと理由をつけて会わないようにすること。
そうしないと、何かのはずみで相手の地雷を踏んだりしてしまうリスクが上がる。相手を苦しめて、自分もしんどくなってしまうから。
それが自衛策でもあり、相手の為にもなると思う

もし心に響いたならば……投げ銭のひとつやふたつやみっつやよっつ!!よろしくお願い致す!(笑)