【読書記録/Books】『成功する人だけが知っている「一万円」の使い方』向谷匡史

この前、テレビで放送されていた「三千円の使いかた」が好きだった。このドラマでは、実際のお金の使い方を学ぶものだった。今回の「一万円」は、何を学べるのだろう。

印象に残ったこと(解釈を含む)

・人脈の築き方
①人脈を探される人になる(お近づきになりたいと思わせる人になるように努力する。
②人脈を使いこなすこと(手に入れるだけでは無駄)、全ての人脈を大切にすること
③気の合った仲間以外に対する人間関係にも投資すること
・自分の将来にお金をかける

・何事も手順を踏む
・人生においては経験が大切、(ラーメンを食べるお金を貯めて一流レストランへ行きなさい)
・人と知り合うには、人が集まるところに出向く
・パーティーに最後まで残ることは、主催者を感激させることになる
・誰もしない「裏道」を選び、名前を売る

・名刺入れ、手帳、筆記用具、かばんにお金をかける・・・仕事に関わること=仕事にお金をかけることは、仕事への姿勢の表れ
・大切な商談は、一流ホテルのランチで・・・紳士的なふるまいができる
・オシャレに気を配る人は、仕事ができる

・ビジネスの世界では、まず奢って優位に立つ
・二つ返事は、人間関係において下手に立つことになる
・奢るときは四分の気持ちで抑え、奢るときは六分の気持ちで楽しむ
・7つ甘えて3つ返す
・お金、人、時間の借りをつくらない

感じたこと

ピアノの先生は、いつも綺麗に削られた鉛筆を使って、レッスンをしてくれる。綺麗な服やかばん、靴を身につけている。お茶に行ったときは、いつもご馳走してくれる。

そういう人が人とのつながりを大切にしている人で、人脈がいかに自分の価値を高めるかを理解している人なのだと思う。

私にとって、ピアノの先生が「人脈を繋げていたい」と思う人なのに対して、自分は先生にとって「人脈を繋げていたい」と思う人なのだろうか。

忘れないように、自分が人脈を繋げていたい人になるためにすることは
①筆箱、筆記用具を綺麗なものに買い替える
②お金を貯めて、普段自分がしない高価な経験をする
③接する人との付き合いにお金を惜しまない
④人の時間を奪わない
⑤人が集まる場所(出会いたい人がいる場所)へ出向く

本書のメッセージを「他者にどう見られるかを気にしなさい」と捉えると、「他者より自分が大切だ!」という意見が聞かれそうだが、本書の本質はそこではない。他者の客観的な見え方を理解し行動することが、自分の得に繋がるというものである。まさに、目先にとらわれることのマズさを理解できる。

結局人生は、長期的なスパンで考えるべきだということだ。



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