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福井県の視覚障害関係のイベントに参加しました(2019年)④

皆さんこんにちは~♪車が返ってきてノリノリでドライブを楽しんでいるようちゃんです(笑)。ただし、基本的には車に乗りっぱなしでどこにもおりませんが(´;ω;`)。

さて、今回で4回目となりました、福井での視覚障害関係のイベントのお話、今回の話がメイン?となります。

※過去3回分のnoteになります。

では、早速前回の続きをどうぞっ!!

越前おろしそばと焼き鯖寿司を食べて大満足のようちゃん一行。メインイベントがある会場へ移動するのでした。

今回は羽二重ねっとが作られてから5年目という記念の年。そのため、特別ゲストとして落語家の方が呼ばれていたのです(´・∀・`)ニヤ

そのゲストのお名前は・・・・

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桂 福点さんです!!

桂福点さんは本名を桝川 明さんとおっしゃいまして、1968年 (昭和43)年 3月23日生まれ、2009年 (平成21年) 11月12日に「桂福団治」に入門された落語家の方です。

1968年生まれ。中学生の頃に視力を失いましたが、子どもの頃から音楽に親しみ、1986年大阪芸術大学に入学。
音楽療法を研究し、 卒業後にバンド「お気楽一座おきらくいちざ」を結成。1996年、桂福団治かつらふくだんじ師匠に弟子入り。
師匠のもとで古典落語こてんらくごを学びながら、独自の音楽漫談まんだんや「お気楽一座おきらくいちざ」の活動にも取り組んでいます。2009年9月、師匠より「桂かつら 福点ふくてん」の名前を頂きました。現在、上記の活動と共に、音楽療法士として診療所、作業所等でユニークな音楽療法もおこなっております。また、大阪市東淀川区ひがしよどがわく淡路あわじに「アートサロン お気楽島おきらくじま」を開設、さまざまな理由で社会に出て行きづらい方々の集いの場・創作の場としてご利用いただいております。是非とも皆様の暖かいご支援をもって桂福点を育てていただけますよう、よろしくお願いいたします。※桂福点さんHPより引用

この方は、生後に先天性緑内障にてオペをしましたが、片目は見えなくなり、高校時代にもう片方の目も見えなくなってしまい、全盲になられた方です。現在は落語家として活動されているだけではなく、音楽療法などにも力を入れていらっしゃる方です。

ようちゃんは父と落語を何度か聞きに行ったことはありますが、それほど詳しいわけではありません。

がっ、全盲で活躍されているというのがすごく気になりました(´・∀・`)ニヤ。ようちゃんが所属しているあうわも、「視覚障害者の就職を考える会」ですので、幅広い職業はすごく勉強になるのです♪

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ちなみに今回の羽二重ねっと設立5周年記念事業のテーマは、「見えない・見えにくい人の暮らしを知る日」となっていました。

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そして、桂福点さんのお話が始まりましたが、話し始めからぐいぐい引き込まれて、すごく面白かったですね~♪。内容としてはご自身の経験を語られているのですが、決していい経験ばかりではなく、すごい大変なことなのですが、ご本人の口調で面白おかしく聞くことができるのです。

その中で、「障がい者を理解する4つのポイント」というお話が印象に残りました。

1.自分の障害を理解する
2.人との出会い
3.自分を活かせる場所がある
4.障害ではなくその人を理解する

これらのことが桂福点さんが経験された中で感じたこととのことでした。やはり、視覚障害になった最初の頃はかなりあれていたが、人との出会いによってかわっていったとお話されていました。

父も中途失明で、最初はかなりあれたらしいのですが、やはり人との出会いによって変わっていったとのことでした。

また、福点さんが透明なビニール袋を使っての簡単な視覚障害の体験を行ったのも印象的でしたね~。

※このnoteを見られている方も、近くに透明なビニール袋があったら是非試してみてください。

まずは、ビニール袋を顔の前に垂らしてのぞき込みます。ビニール越しですが、前の景色は見えますよね~。

次はビニール袋を半分に折ってまた同じことをします。先ほどよりも見えにくくなってきましたよね。

そして今度はさらに2つ折りにして同じことをします。この時点でかなり見えにくくなっていると思います。

そしてまたおなじことを・・・・・


という感じで、白内障など進行性の目の病気の方が感じる(福点さんはこんな感じで進行していったとのことです。)感覚を少しでも味わえたかなと思います。

実際に体験してみると、いろんなことを考えるようになりますね。


そして、最後に福点さんとお話をして一緒に記念撮影をしてきました(笑)

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福点さんファミリーと一緒に( ̄▽ ̄)撮影

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左からようちゃん、福点さん、あうわ代表林さんです。


こんな感じですごく楽しい福井のたびは終了したのでした。もちろん、楽しいだけではなく、石川県でも視覚障害についての理解とどのようにイベントを開いたらいいのか、どのように連携していけばいいかの勉強になりました。

これを今後にいかして頑張っていきたいと思います(`・ω・´)ゞ


結論:焼き鯖寿司うまかった・・・(byようちゃん)

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