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地域を残すための鍵は、教育。~神石高原町にて。

 土日は、Satoyama推進コンソーシアムに参加してきました。

日本の地域から新しい経済を回す。~10/20-21に神石高原でJapan Time Satoyama推進コンソーシアム実践者交流会(藤沢烈note)
https://note.mu/retz/n/n282ad42f807b

 私は「里山里海×教育」のテーマで、上勝町の大西正泰さん、周防大島の大野圭司さん、そして神石高原の入江町長とパネルトーク。次のような話が伺えて、大変有意義でした。

「都会での就職を促す教育を変えなければ、人口減少が続く」
「新しく挑戦することを促す教育が必要」
「学校だけの教育をやめて、地域まるごとで人づくりをする必要がある」
「地域の外の企業や大学と連携することで、地域の良さが見えてくる」

 東北に関わってつくづく思うのは、復興は世代を越えて続いていくということ。被災地の子どもたちはその壮絶な経験から、「地域のために、誰かを救うために生きたい」と願っています。その思いを叶えてもらうために、キャリア感を早く身につけ、挑戦を促す必要があります。RCFでも、釜石コンパスという取組で高校生のキャリア教育をおこなっています。

http://www.city.kamaishi.iwate.jp/shisei_joho/press/detail/__icsFiles/afieldfile/2017/10/18/171018kamaisikonnpasu3.pdf

 会場は神石高原ホテルでしたが、澄み渡った秋の素晴らしい風景が広がっていました。

 主催の末松弥奈子さんには、準備を進めている日本初の小学生向け全寮制ボーディングスクール(https://jinsekikogen.co.jp/ )の様子も拝見させて頂きました。

 東北に限らず、全国各地で人材不足が進んでいます。日本の素晴らしい地域が残るために、教育のあり方こそが鍵となる。そのことに気づけた素晴らしい機会となりました。

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