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留学と自動翻訳

最近、本当に少しずつですが、外との関わりを持てるようになってきました。

こちらの大学主催のオンライン語学クラブもそのひとつ。

留学生や外国語を学びたい地元の人が参加しています。

そこで日本から留学に来ている方と知り合うことができました!

今回はその方からお聞きしたことをシェアしたいと思います。

その方は専門分野の修士号を取るために留学中。もちろん、英語は堪能でIELTSの点数も留学生に課せられる点数をパスされてます。

そんなすごい方でも、授業の資料を読むときに自動翻訳を使っていらっしゃるとのことです!(ちなみにDeepLという、かなり高性能だけど無料でも使えるやつです)

これは私にとって大きな発見でした。

そもそも私は、大学で言語を専門に勉強していました。なので、妙に語学習得にこだわってしまうところがあったんですね。

また、私が大学生だった当時は自動翻訳のレベルもまだ低くて、教授たちも自動翻訳には否定的な態度でした。

そういった経緯から、語学留学はともかく正規の学生として留学するには全ての資料をネイティブと同じ速度で読みこなす語学力が必要!と決めつけていたんですね。

でも、今はそんな時代じゃないんだ!使えるものは使ったらいいんだ!

世界が広がった気がします。

個人的な印象ですが、こういった新しいテクノロジーを使いこなすのは理系の方のほうが得意な気がしますね。

文系で語学そのものを専門にしていると、けっこう新しいテクノロジーを毛嫌いしている層も多いんですよね…。

その留学生の方もIELTSなど、きちんと勉強されているように、もちろん語学力自体は必要だと思うんです。自動翻訳でざっと読むにしても、おかしいな?と思ったら原文を読み直すことも必要でしょうし。

でも、文献をネイティブレベルで読みこなすようになってから留学!って考えてたら時間がいくらあっても足りないケースもあると思います。

ちなみに中国からの学生さんなんかは、もっとすごくて、IELTSの点数が足りてなくても特別措置で入学を認めてもらう(研修かなんか受ければいけるのかな?詳しくは聞けてないのですが)という方法を取る方もいるそうです。

固定観念に縛られるのはもったいないなぁと思った出来事でした。

※自動翻訳を使ったとき、日本語として意味は通っているけど原文と意味がズレているということもありえます。その場合は違和感に気づきにくいです。なので、私もたまーに翻訳の仕事を受けることがありますが、その場合はまず原文を読みます。
今回の話は、あくまで自分のために大量の文献を読むというケースにはなります。授業の資料であれば万一、一部誤って理解したとしても教授に質問したりもできるので、速く資料の全体像を掴むということが重要になってくると思います。
適材適所で上手に使っていきたいものです。

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