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新しいことをどんどんと。

昨日は、ずーっと気になっていた「とんちピクルス」さんのライブを観に行った。あんなに笑い転げて、でもちょっとうるっときてしまったのは初めてかもしんない。それにお客さんがみーんな楽しそうで、音楽もだけれどその風景も良かった。とんちさん、すんごかったなぁ。

曲も良いんです。楽器はウクレレを主に使うのだけれど、ウクレレだけじゃない。自分で打ち込みで音を作ったり、ラップしたりとどんどん新しいことに挑戦しているのが目にとれる。若い20代の人でも、これだけ多種多様な音楽をつくることに「すごいなぁ」と思うだろう。とんちさんの場合は、58歳だからね。

「音楽一本」なんて言ってみても、その「音楽」ってそーとー広いよ。この世の音楽をすべて聴くことなんてできないくらい広いし、すべての楽器を演奏できるミュージシャンなんていないだろうし、歴史なんてもう、とんでもなく長いでしょう。ジャンルだって、ロック、ジャズ、クラシック、テクノ...インストゥルメンタルもあれば、歌詞だって自分で書かなきゃいけなかったりする。知れば知るほど、その広さと深さは増していくばかりだ。

そのなかで、どんどん新しいことをやっていく。その扉はチャレンジングに叩くときもあれば、ただただ自分にとっての好きや楽しいを追い求めていたら、勝手に開いていた、なんてのもあるだろう。そんなの、どっちだっていいんだと思う。それよりも新しいことにどんどん踏み入って、変化し続けれるかだ。

昨日はホント、たくさん笑って、笑いながらちょっと泣きそうになって、堪能して、質の高い舞台を観た帰りのようだった。それでいて、勇気をもらったんだよなぁ。58歳のおじさんがさ、あんなに新しいことに取り組んで、まっすぐにいいものを作ろうとしていて、目の前の人をよろこばせようとする、プロの姿。ぼくも、あんなふうに生きるおっちゃんになりてぇなぁと、店のマスターと話してたよ。

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