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ことわざアップデート

*さいきん、気の置けない友人と飲みながらよくやっている遊びがある。それが「ことわざアップデート」というものだ。これがね、なかなかおもしろいんですよ。大喜利でもあり、共感づくりでもあり、いろんな方面で何の役にも立たなそうな遊びなんです。

事の発端はなんだったっけかなぁ。友人と「ことわざって言い回しが古いよね」みたいな話をしてたんだっけかなぁ。とにかくことわざについて何らかの話をしていて「河童の川流れ」とか「猿も木から落ちる」とか言うけれど、現代のぼくたちの生活に「カッパ」も「猿」もなかなか登場しないじゃないか、という話になった気がする。

そこで、ことわざを現代風にアップデートしようというわけだ。意味さえ通っていれば、他にどんなふうに言い換えてもよい。ただ元のことわざと語感が似ていたら芸術点が高かったり、言い得て妙であればあるほどポイントとして高得点。この遊びがね、お酒飲みながらやるとけっこーおもしろいんですよ。ちょっといくつかご紹介してみましょうか。

例えば「河童の川流れ」。これはまあ、猿も木から落ちると同じような意味ですね。現代風に言い換えるとするのであれば、そうだなぁ「大谷翔平たまに三振」とかね。「藤井聡太の二歩」とかもイイ線いってんじゃない?

「弘法筆を択ばず」だったらそうだなぁ、「ジョブズ、windowsでもOK」とか現代っぽいでしょう。他にもそうだなぁ、「一流のプロレスラーは箒とプロレスできる」なんてのも、これだよなぁ。

どうですか、イマイチですか。イマイチだと思ったら、ぜひあなたも考えてみてください。おもろいやないか!という方は、ぜひ今度一緒に遊びましょう。これ、ボードゲームとかにできそうな気がするんだけど、いかがかなぁ。


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