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1年かけてできることを増やす

*これはもう、毎年毎年飽きることなく、口すっぱく年末に書いているんだけれど、ちょっと本気で自分を叱ってでもやろうと思う。一年にひとつ、何かができるようになること。自転車に乗れるでも、けん玉ができるでも、画像編集ができるようになるでも、なんでもいいわけですよ。それを年末に決めて、翌年にそれをできるようにしてやろうと意気込むのだけれど、本当にすっかり抜け落ちて忘れてしまっている。これはよくない。よくないぞおれ。決めたことはちゃんとやらなければ。


いわゆる「特技」みたいなものをひとつずつ増やしていくわけだ。たいていの特技は、一年という期間をかけてゆっくり練習していけば形にはなるんじゃないか、と思っているし、じっさいのところそうじゃない?ギターを弾くにしても、けん玉にしても、絵を描くにしたって、プロやお金をもらったりする目標ってわけじゃないし、普通に「ちょっとできる」くらいには、一年あればじゅうぶん辿り着けそうだ。


でね、それを毎年毎年繰り返していけばだよ、10年後には今より10もの何かをできるようになっているんだよね。これって、すごいことですよ。生きてたらやるべきことに押し潰されて、いつのまにかできるようになってることがあったりなかったりする中で、明確に「ちょっとできる!」ってことが10も増えるんだから。けん玉、自転車、逆上がり、和菓子づくり、ピアノを弾く、落語を憶える、国名を覚える、何でもいいのよ。今の自分より10も特技や趣味が増えるって、とんでもないことでしょう?これを、きちんとやりたいんだよ。40歳になる頃には、演奏もできてケーキも作れる走り屋になってる未来だって、夢じゃなかったりするわけだよ。


まあ、今年はひとつ大きな国家資格を取ったし、それで許してやるとするか。来年は何にしようかなぁ。候補としては「手品ができるようになる」「そばが打てるようになる」「美術の勉強をする」あたりだろうか。「バク転ができるようになる」とかも、けっこういいと思うんだよなぁ。

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