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あなたのコンプレックスは?

*ぼくにはそのときどきで「ハマっている質問」がある。半年くらい前は「さいきん見直した野菜ってありますか?」だったし、3ヶ月ほど前は「誰かが心にやわらかく触れてくれた瞬間っていつですか?」だった。そのほかにも、自分なりの質問がいくつか頭にメモされている。この質問を考えたり、思いついたときがいちばん楽しいんだよなぁ。この質問、あの人にもこの人にも、あいつもどいつも聴いてみたい!ってなるもの。

最近のそれは「自分のコンプレックスってなんですか?」だ。これがねー、なかなかおもしろいよー。ほっとんどの人がちゃんとありますからね。「ない」なんて人はほぼいませんから。そして話をちゃんと聴いていくと、人によってコンプレックスはぜんぜん違うし、ある意味では自分が自分にかける呪いのようでもある。自覚あるんだなぁって人もいれば、そんなのぜんぜん感じないよ!って人も。これが本当に、それぞれで、自分にしかわからないようなことだったりする。そして、やっぱりみんな「下から2番目」のコンプレックスを出しているような気もするのだ。一番下ではない、というかね。

かくいう僕のコンプレックスは「プライドの高さ」がおおきい。とにもかくにもプライドだけが高い。実力は低い、稼ぎも低いのにプライドだけは一人前なのだ。その原因を探っていくと、「誰にも分かってもらえない」とか「俺のほうが」なんて気持ちに行き着いてしまう。そういえば僕は小さい頃から「誰も自分の気持ちなんてわかってくれない」とよく思っていた。そして実際、わかってくれなかった。でもこの気持ちはなんら特別ではなく、フツーのことなのだ。

これは「コンプレックス」と呼んでいいだろうなぁ。自分のことをわかってくれないと思っているコンプレックス。自覚してから、どう付き合うか、解消させるか。コンプレックスは若ければ若いほど続けたほうがいい気もするなぁ。

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