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つい一生懸命になれること。

*気付いたら、ついつい一生懸命になってしまうことが、ひとつやふたつはあるような気がする。それは仕事にかぎった話ではない。遊びでもいい。勝ち負けのあるものでもいい。人と比べて、ではなくて、自分の中で、ついつい一生懸命になってしまうこと。そんなものが、よくよく見つめるとあったりする。

向いていなくても、へただったとしても、ついつい力を込めてやってしまうこと。一生懸命にならずにはいられないこと。誰に笑われようと、ばかにされようと、意味がないと言われようと、自分にとって意味があると思えること。そういうことに、一生懸命になれるのはすばらしいことだ。すばらしいことであり、幸せなことだと思う。

売れようが売れまいが、誰かに見せようが見せまいが、ただただ好きで、打ち込めることがあるのは、本当にありがたいし、幸せなことだろうなぁ。それが仕事であれ、趣味であれ、遊びであれ、なんであれ。そういうものがあることは、そういう人生がつづけれることは、本当に幸せだ。ぼくは近頃、文章を書きながらそんなことをちょびっとだけ思ったり思わなかったりしている。

今はまだそんなのありません、って人もいるでしょうけど、遅かれ早かれ、見つかるんじゃないかな。見つけようとしてたら、見つかるかもしれないし、偶然のようにばたっと出会うかもしれない。ただ、ひとつだけ言えるのは「やってみないと分からない」だよなぁ。なーんにもやってないのに、そんなのを見つかりませんよ!って言われても、やってないからでしょ?になっちゃうし。

そういうものに、たくさん出会いたい。ぼくだけじゃなく、誰かがそうある姿にもたくさん出会いたい。そして、誰かの取り組むそれを、少し羨ましがりながら見ていたい。さらに願わくば、自分もそんなひとりでありたい。欲望だらけだな、おいらって。


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