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WordPressエンジニアを2週間で6名、費用ゼロで集めた話

いま様々な業種業態で「人手不足」が叫ばれていますが、特にエンジニア職は足りていません。そんな中、費用をかけずにエンジニアを2週間で6名集めることが自社で出来たので、その方法をお話しします。

どうして人材が必要になったのか

私はウェブ制作会社を14年ほど経営しています。
主にWordPressというCMSを使ったウェブサイト構築を得意としていて、キャリアとしては8年ほどあります。このキャリアを生かして、ライトアップさんというインターネット会社さんが主催しているWordPress講座の講師というお仕事もさせて頂いています。
今後自社サービスを拡大するためにも、WordPressが扱える専門のエンジニアの増強が必要と考え、10名を目標にフリーランスで活躍されている方を集める計画を立てました。
このご時世にエンジニアを10名集めるのはなかなか至難の技ですが、現時点で(執筆時・2020.03.11)8名集めることができました。そのうちの2名はもともと知っている方で、改めてお願いしたという感じです。

SNSで募集してみた

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今回WordPressエンジニアを集める際に、IndeedとかWantedlyといった媒体への掲載も検討してみましたが、「素早く」採用したいことがあったため、SNSを使った募集を試してみました。
WordPressエンジニアの募集要項は、

・案件ごとの報酬(固定給なし)
・フルリモート(スケジュールさえコミットすれば場所は問わない)
・Adobe XDやSketchが使える(デザインカンプがこれらで制作するため)
・作業範囲はデザインカンプからテーマを作成(コンテンツ導入は弊社)

としました。

実際には自社のFacebookページに求人機能があるので、求人機能を使って募集をかけてみました。

公開して2時間で2人が応募、そして3時間後には2人とも登録

これには驚きました。求人公開してからわずか2時間の間に2人のエントリーが来ました。2人とも日本在住の外国人エンジニアで、WordPressの扱い年数も5年以上、日本語のコミュニケーションも問題なく(そもそも日本の大学を卒業)メッセージのやり取りもスムーズでした。
条件面を確認していただき、公開して3時間後には2人とも外部制作パートナーとして登録しました。
噂では聞いていましたが、Facebookの求人機能ですぐに応募が来たことにただただビックリです。

最終的に2週間で6人のWordPressエンジニアを登録

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Facebookの求人掲載期間は2週間です。もちろん延長もできますが、いったん2週間でクローズしました。
結果としては6名がエントリーし、6名とも登録をしました。
あとは案件が発生次第、稼働できるかどうかを聞くことで了承を得ました。
登録した6名は全員外国人エンジニア。うち海外在住は2人、インドとスリランカにいらっしゃる方です。
エンジニア職という特性もありますが、やはり一番効いた条件は「フルリモートOK」でしょうか。今のご時世、エンジニアやデザイナーなどのWeb系人材を本気で採用したいのであればリモートワークは必須です。
たまに一部リモート可という条件もありますが、おそらくそれではエントリーはなかなか来ないと思います。働き方も変わりつつある中で、勤務形態は柔軟に対応していく必要があると思います。

結果的に費用をかけず、SNSだけで採用ができたことは良い経験でした。
これを活かして、弊社の採用サイトサービスもブラッシュアップしていきたいと思います。

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