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オンライン飲みは終わったことなのか?

オンラインの飲み会は、もはや終わったものとして捉えられている感がある。いや、オンライン〇〇自体が辟易する対象になっているのかもしれない。飲み会に限っていえば、リアルに勝るものは確かに無いのだろうし、PCの前の話が盛り上がるかは、その時の空気感などにもよるが、結構リスキーなものになってしまうかもしれない。

オンラインの難しいところは、雰囲気の共有であると思う。たとえば誰かが面白い話をしたとして、笑いが起こればそれにつられて笑ってしまうことはある。しかし、オンラインだと、各々の空間があるから、誰かが笑ったから笑うみたいなことは起こりにくい。それはそれで無理して笑っていた人が救われているのかもしれないが、少なくとも一体感みたいなものは生まれにくい。だから、なんとなく参加していてもどこか疎外感があるというか、イマイチ入り込めない感じになる。

どうしてもオンラインでやりたい事情って、どうしてもその人と話がしたいとか、この話が聞きたいとか、そんなものだと思う。気軽に参加できるということは気軽に不参加にできることでもあって、参加する側の熱意がないと成り立たない部分が多いと思う。

この文化はいつか廃れてしまって、「オンライン飲みをしていた時代もあったよね」なんて話がいつか出てくるのかもしれない。もし、VRなどの仮想現実が発展したら、また違うステージにもなるのかななんてことを考えた今宵であった。

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