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メンバー発表を見て

サッカーワールドカップ、カタール大会の代表メンバー26名が今日の午後に発表された。メンバー発表といえば、数々のドラマがあった。フランス大会ではカズこと三浦知良選手が外れたり、ドイツ大会では巻誠一郎選手がサプライズ選出されたりと、日本がまだ出場回数が少なかったころに話題が多かったように思える。

それと比べると、最近は発表のときのインパクトは幾分減った。それはメンバー登録数が23→26名に増えたというのもそうだし、絶対的な選手がいないことにも起因するかもしれない。もしかするとサッカーがより成熟してきた証拠なのだろうか。

ニュース的にはサプライズがあったほうが楽しいのだろうけど、本大会で博打をする必要はなく、むしろ勝率をいかに高めるかを考えるべきなので、監督を始めとするスタッフが起用しやすい人選になるのは当選のことと思う。

発表の順番が年齢順だったことが一番の驚きだったかもしれない。通常はGK→DF→MF→FWというポジション順にするのが通例だが、森保監督はGKとフィールドプレイヤーという分け方をしていた。慣れない順番で見ている人にとっては追いかけにくかったというところだろう。年齢順に対する批判?のような意見もあったが、年齢は一つの値だし、客観的な大小がわかりやすいのではと思った。それならいっそのこと名前の順でも良かったのでは?とも思ったが、それはそれで誰かが学校じゃないんだからと批判したのかもしれない。サッカーの代表監督は「クレイジージョブ(常軌を逸した仕事)」と言われるが、その一端が見えた記者会見だった。

何はともあれ、この26名がカタールの地でプレーすることになった。まだ怪我をしている選手もいるが、なるべく多くの選手がベストコンディションで試合に臨めることを祈っている。試合まではおよそ3週間。強豪国相手にどんな試合を見せてくれるか、楽しみにしたい。


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