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オンラインマラソンひとり反省会

土曜日は9か月ぶりにオンラインマラソンを行い、個人的な感覚としては"惨敗"した。とりあえず、タイムの推移を過去のオンラインマラソンと比較すべく、Excelで整理を行った。左軸がトータルのタイム、右軸が5km毎のペースを掲載している。左軸のほうは、ほぼ重なってしまっているのであまり見えないが、右軸のほうは変化が顕著だったので、比較にはいいと思われる。

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~25kmは、どのレースもそこまで変わらない。整理する前は、今回は前半5kmが速すぎたのだと思っていたら、そうでもない。もちろん一番速かったことに変わりないのだが、過去、同じようなペースで走っている時もあった。

20kmの通過は、今回が1:31'19"で、過去2番目のタイムである。しかし、前回が1:31"22"で、前々回が1:31'17"であるから、もはや誤差範囲である。過去、サブ3.5を達成した時と比較してもほとんど変わらないペースで走っていたのだ。

今回、25km以降の落ち込みが顕著で、その傾向は28km過ぎあたりから始まっていた。これは鮮明に覚えているが、28km以降で脚がどうにも動かなくなり、前に進む気力がハッキリと無くなったのだ。これは、残り15km弱をどうするか…と、走りながら絶望感があった。正直、30kmで止めてもいいかなと思ったくらいだ。つまり、もうこの辺で心が折れていたのだと思う。

30km以降は途中で立ち止まり、屈伸運動をする時もあった。そうでないと脚が動かない状態に陥っていたのだ。それでも残り10kmを切ると、やはり途中では止められないなという気持ちが働き、必死にゴールに向かって進んだ。その後のタイムは目も当てられないが、その時点での限界がこのペースだったのである。

今回、こうした失速をもたらした原因はいくつか考えられて、①夏以降、閾値走を行っていなかったため、速いペースに慣れていなかったこと。②補給食のタイミングが遅れた。いつもならば10km毎に補給するが、今回は20kmで初めて補給した。③後半は一人だったこと。いつもならば何人かで行うのだが、今回は途中から一人のレースになった。正直、レースというより練習の一環のような気持ちになっていた。

①、②は技術的な問題なので、練習や補給のタイミングを再考すればどうにかなりそうだが、③は比較的深刻な問題である。やはり、オンラインマラソンといえど、後半一人になってしまうのは精神的にきつい。この辺がリアルな大会とは違った難しさがある。マラソンはメンタルが左右する競技だなとまざまざと思い知らされた。だが、基本的には練習内容の問題だと思うので、次回行う時は、今回できなかったことを行ったうえで、レースに臨みたいなと思う。

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