現場の混乱は避けるように
あるお店で、メニュー名の似ているものがあった。カレーの話だが、「王様カレー」と「お子様カレー」だった。カレーはカレーでも全く別のものだが、似ている名前は聞き間違える可能性が出てくる。
看板メニューならば仕方がないのかもしれないが、同じような音に聞こえるものを、わざわざ並べる必要もないんじゃないかなと思う。「王様カレー」のほうを変えたくないならば、お子様カレーでなくて、子どもカレーなどにすればいいのに、と思ってしまう。
メニュー名を考える人の想像力の欠如なのだろう。自分が実際、そこで注文を受けた時にどう思うかなんて、考えもしないのかなと思う。注文を受ける人はバイトで不慣れな人かもしれないから、ただでさえ間違いやすいのに、ややこしい名前にして、現場に余計な手間を負わせる。
現場のオペレーションがやりにくくなるような仕組みを考える上層部に、なってはいけない。想像ができないのならば、せめてヒアリングするとか意見が出しやすい方法を取るとか、いくらでもやりようはあるはず。そのことを強く感じさせてくれる事例だった。
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