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衝撃のニューカマー

一昨日、30km走をした話を書いたが、翌日(つまり日曜日)、疲れた脚で今日はのんびり走ろうかと思って出て行ったら、いつも誰かと走る時に集合するところに、人の姿が見える。何となく見慣れないなと思ったら、今日初めて来た人たちだった。そういえば、先日、会社にいた新入社員に声を掛けたんだっけと思って、納得した。

一緒に走るのは初めてだったが、自己紹介もそこそこに走り出した。いつもなら初めて来た人は自分の後ろに付くことが多いが、この日は違った。前を引っ張っているのである。これは相当自信あるな…と思ったら、やはりその通りだった。今日はキロ5(5'00"/km)でも速いくらいだと思っていたが、気が付いたら4'40"/km台になっているではないか。そのままあれよあれよと行く間に、途中のスプリットが4’20”、4'19"となっていった。さすがに一度どこかで落とすかと思って、4'40"くらいまで下げようと声を掛け、その1kmだけ4'40"程度になったのだが、それもその1kmだけ。また4'30"を切るスプリットになった。これが複数人で走る時の相乗効果というやつだろうか。誰も上げている感じはないのに、それだけのペースになった。

10kmコースの最後にアップダウンが待っているのだが、昨日の疲れからか上りを駆ける脚があまり残っていない。上りで遅れをとって、下りで追いつくのは癪だなぁと思いつつ、その日の状態ではそうする他なかった。最後は追いついてゴール地点に向かう。最初、4人でスタートしたのに、最後は2人だけになってしまった。それでも、途中で遅れてしまった人も「いいペースだった」と爽快な表情をしていた。自分として、せっかくみんなで走るので、(ある程度走力が同程度なら)全員付けるくらいのペースで行きたいと思ったが、この日のようなペースで行くのも人といる時しかできないことだなとも思った。

最近、段々と一緒に走るランナーが増えていく。前にも書いたが、続けているうちに意外と仲間が集まるものだなと思ったが、やはり定期的に何かをやり続けているという効果は高いなと感じる。「土日はいつも朝走っているから」その一言だけわかりやすい。何はともあれ、若い人たちの力は凄い、と思わせられた日曜日であった。

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