不具合と体調管理

今朝、スマホでYahoo!を開こうとしたら開けない。天気のほうもダメで、これは再起動が必要かと思ったら、再起動しても同じようだった。Twitterを見るとやはりアプリが起動できないを言っている人たちがいたが、その時点ではYahoo!だけが落ちていると思っていた。しかし、メールも開けないなど他のアプリにも影響が出ていた。特定のアプリだけかと思ったら、Androidそのものの問題だったようだ。

「アンドロイド」スマホで不具合　利用者のアプリ強制終了（時事通信） - Yahoo!ニュース

「WebView」と「Chrome」の更新によって解消されるとのことで、帰宅後にGoogle Playからアプリを更新すると、すべてのアプリが開けるようになった。原因はOSとアプリ間の相性の問題が生じたらしい。一つのことが原因でなく、複数の要因が重なって問題を引き起こしたということだ。

話は変わるが、昨日通院していた同僚は、ヘルニアの可能性が高いらしい。腰をやってしまったということで、歩くのも辛そうである。ヘルニアといっても色々な種類があるようで、多くのヘルニアは筋肉や組織の脆弱化によって臓器を支える力が弱くなることが原因らしい。ある一部分に負荷を掛け過ぎれば、その部分はどうしても弱くなる。

一緒に仕事をしている時間、彼が特段負荷のかかる姿勢を取っていたとは思えないが、本当にそうなのかは、1週間、168時間のうち3分の1くらいしかわからない。他の3分の2の時間で負荷のかかる態勢を取っていたとすれば、どこかに脆弱性を招く要因があったのだろう。しかも、決定的な何か、というよりは日々の蓄積が体にダメージを与えていったと思われる。Androidの不具合のようにいくつかの要因が重なりあって、ヘルニアという結果になってしまった。もっとも、ヘルニアには遺伝的な要因もあるようで、必ずしも本人の生活習慣だけが原因でないのかもしれない。

何か問題が起こると、原因を一つの場所に求めがちだが、様々な事象が絡み合って引き起こしているということが多い気がする。そして、問題解決のアイディアというのは複数の問題を一気に解決させることだそうだ（任天堂の社長だった岩田さんがそう言っていた）。どこを改善すれば問題が解決するのか？と見極めるのは難しそうではあるが、まずは自分の体調管理の観点から、自分の生活習慣を見直してみることがちょうどいい練習方法になるのかもしれない。