見出し画像

プロット版を早く作る

会議でたくさんのアイデアが出ることはとてもよいことだ。発言が誰か一人に偏らず、色々な人が発言できている。それ自体はとてもよくて、なかなかそういう会議にならない事例は多い。

アイデアがたくさん出たとして、次にそれを具現化するところ、そこにもう一つの壁がある。つまり、「こういうアイデアもあるね」「それいいね、それに加えてこれこれも足して」というふうに話自体が盛り上がるが、じゃあそれを結局、誰がやります?となったときになかなか手が上がらない。言ったことを形にしていかなければ、せっかくのアイデアも机上の空論となってしまう。

だからまずはプロット版を作ることだ。不完全でもいいから、とりあえず最初から最後までのイメージを文章なり絵なり図なりで示していく。そうすることでそれを見た人が「ここはこういうイメージだったんだな」「自分の思っていたことと違うから、直してみようか」など、各々の感想を抱くことになる。そこからようやく話が進むと思うのだ。

たたき台をいかに早く作れるかどうか。話しているのに物事が進んでいないと思うときには、何かが形作られているのかを気にしてみたほうが良いと思う。

よろしければサポートをお願い致します。頂いたサポートは新しいことを生み出すための活動に使用させていただきます。