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本質を周知する(マイナンバーカード)

数日前のニュースで、政府がマイナンバーカードを令和4年度末までに、ほとんどの国民に普及させる方針を示した。普及率はまだ3割を下回るらしく、ここからどれだけ巻き返せるかといったところだろう。

マイナポイントで作った人は結構いるのかと思いきや、そんなにいなかったんだなという印象だ。かくいう自分もまだ持っていない。今まで無くても困ることがなかったからだ。たぶん、多くの人がそんな感じなのではないだろうか。

ところで、マイナンバーカードを持つと、どんないいことがあるのだろうか?例えば、こんなことらしい。

車のナンバーを変える時は、(ごく一般の人にとって)車を購入したときや引っ越しをした時が主だと思うが、今までなら警察に行って、それから運輸局に行ってと、なかなか煩雑な手続きが必要だった。しかも、どちらも平日しか空いてないから会社勤めの人間は休みを取らないといけない。

しかし、国交省はそれをWEB上で出来るようにしてくれていたのだ。まだ、整備されていない都道府県もあるが、おそらく今後数年で日本全国どこでも受け付けられるようになるだろう。必要な時しか目が向かないが、知っていれば便利であることに違いない。

たぶん、探せばこういった事例はまだまだある。問題はそれらがほとんどの人に知らされていないことだ。普通に生活しているだけでは、まず目にしないこれらのことをもっと周知させる必要があるだろう。3密のポスターや新しい旅のエチケットなど、あれだけわかりやすいポスターを作れるのだから、省庁が本気を出せばきっと出来るに違いない。

マイナンバーカードの利便性は、一つの省庁に収まるはずがないので、その周知には横断的な取り組みが必要と思われる。まさに縦割り行政では不可能、柔軟なプロジェクトが求められる。それこそ一般公募してもいいんじゃないか。些細な餌で釣るよりも、きちんと利便性を示したほうがもっと普及すると思うのは私だけだろうか。

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