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困りごとを解決することこそ

以前、スマホレジに感銘した話を書いた。体験した自分の感想は"俯瞰した結果が無駄が減っている"と思ったが、それはあくまで結果論なのかもしれない。

というのも、そもそも、レジ打ちをする人が減っていて確保できないというお店側の困りごとから始まっているのかもしれないと思った。色々なところで人手不足となっているようだから、スーパーのレジ打ちだって、その一つなのかもしれない。だから、レジ打ちがいないならば、お客さんにやってもらうしかないという苦肉の策だった可能性もある。

それが結果的に全体からして最適(そうに見える)だけだった。優れた改善は、複数の問題を一気に解決するものだと、昔、任天堂の社長だった岩田さんが生前に語っていたような気がする。このスマホレジもその一種といえるのかもしれない。

お店を俯瞰して上から眺めるという天才的な発想が思いつきそうにもないが、スーパーの困りごとに対して解決策を考えてみるならば、地道に取り組めば案外なんとかなるかもしれない。ビジネスの根幹は、やはり人なんだなと思わされる。

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