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抜糸してもいい頃

先週の木曜日にガラスで指を切ってしまい、4針縫った。抜糸までは2週間くらい掛かるのが一般的みたいだが、予想に反して今日抜糸することになり、病院に赴いた。

指に黒い糸が縫われている状態で過ごすのは、何だか奇妙な感じであったが、それも今日で終わりだ。今日は祝日前だからか、患者さんが多いようで、処置室に通されてからの時間が異様に長い。院内なので、スマホを操作しているのも気が引けて、仕方ないので病院内の備品を眺めていた。何か実験室の参考になることはないかと思ったが、そこまで気に留まるものはなかった。

そうしているうちに先生がやってきて、2,3個ほど質問された後、ハサミとピンセットを使って糸を抜き始めた。「ちょっとチクっとしますよ」と言われた通り、そこまで痛くはなかったが、針で刺されたような痛みを微かに感じた。時間にして1分程度、指から黒い色は綺麗に無くなった。思えば、昨日くらいから、だいぶ元通りの感覚に近づいていたので、抜糸にはいい頃合いだったのかもしれない。治ってからあまり時間を掛けてしまうと、今度は抜く時にとても痛いそうなので、今日やってしまえてよかった。

ガラスで切ると大変とは、それこそ小さい頃から知っていたが、こうなるんだな…と、身に染みてよくわかった。傷が完全に塞がるまでは、まだもう少し掛かるくらいだから、全治という意味では1ヶ月くらいなのか。今回の件で、周りにもたいそう心配をかけたので、不可抗力とはいえ、自分の身は自分で守らねばなとつくづく感じる。

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