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セミリタイアを目指すための資産運用の始め方 〜その3 価値を産む資産と価値を保存する資産を区別する〜

こんばんは。
ご訪問いただきありがとうございます。

前回の記事では、自らの成功をつぶす「破壊の種」に今のうちから気づくことの大切さを書きました。


早い段階で自分の中にひそんでいる「破壊の種」に気づくことができれば、資産運用の成功をさまたげる原因の一つをなくせます。気になった方は一度読んでみてくださいね。

さて今回は「セミリタイアのための資産運用」のシリーズ第3段。今回は資産の性質について書いていきます。

第1回目に示した資産運用の基本のピラミッドの中になぜFXや仮想通貨が入っていなかったか? FXで毎月5万円のようなふれ込みがいかに難しいことなのか?を書いていきます。

価値を「産み出す資産」と「保存する資産」

ひと口に資産といっても、その種類は沢山あります。資産の種類には例えば以下のようなものがあります。

有価証券(株式)、債権、不動産、投資信託、金、仮想通貨、外貨(外貨預金やFX)

なじみのあるモノもあれば、自分には縁がなさそうだなっと感じられるモノもあるでしょう。

資産には様々なカテゴリーがあり、それを組み合わせることを「ポートフォリオを組む)と言います。様々な資産を組み合わせることで価格の変動を安定化させたり、リスクを抑えながらリターンを最大化させたりすることが目的です。

それぞれの資産がどのような特徴を持っているか? をざっくりとでいいのでわかっておくことで安定した資産運用を行うことができます。

大きく分けて2つにわけられる

資産はその性質において大きく二つに分けられます。

それが

価値を産み出す資産
価値を保存する資産
の2つです。


前者は「株式、不動産、債権」
後者は「金、仮想通貨、絵画、コモディティ」

株式は企業活動による価値の創出
不動産は入居した個人や企業に快適な場所の提供
債権は金利の受け取り

と保有しているだけでなんらかの価値を受け取ることができる資産です。

対して、金や仮想通貨や絵画などはその有限性により自らが保有する価値の保存はできたとしても、それ自体が価値を産み出すことはありません(仮想通貨の分裂なんかは本来的には価値が生み出されたとは言い難い面があります)。

また、FXは外貨間の交換であるため、交換価値はあったとしても本来的にずっと保有していることで価値が創造されることはありません。

なので「FXで毎月5万円ゲット」のような投資手法は、短期間ではうまくいくこともあるのでしょうが、これはカジノのルーレットを毎月当て続けるのと同じようなモノで、確率的には相当難しいチャレンジをしているなぁっと私なんかは感じてしまいます。

資産運用をする上では価値を生み出す資産を保有する

資産運用をしようと思うのであれば、価値を生み出す資産を保有する必要があります。

なので、株式、不動産、あと自らが価値を生み出す事業を保有していくことで、長期的に資産を増やしていこうと言うのが基本的な資産運用の考え方なのです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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