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新たなコンテンツの発信が・・できるかなぁ

昔からお世話になっている方のお店に出ていて
今は、その方が独立されて、自身のお店をお持ちなのですが
以前のお店では様々なマジシャンが出演していたため
時に、雇ってくださいと、扉を叩くマジシャンも。

その方、別にマジックに詳しいわけではないですが
多数のマジシャンやマジックを見てきていますので
感覚として、分別できますし、自身のお店に合う人間か
そこもまた判断できるわけです。

僕は、若いころに、知っている方の紹介で履歴書持って
そのお店にうかがい、簡単な面接などを受けた思い出があります。
あまりマジックを見せた記憶はないですが(笑)
でも、要はすぐに現場投入され、その場でテストされるという事が
ほとんどであり、手傷を負いつつ生き延びてきた感じです。

自分から門をたたいて、という経験はないのですが
そんな風にしてお店に来るくらいだから、よっぽど自信が
と言いたいところなのですが・・

結局できるのは、テレビだかYoutubeでみたアンビシャスカードができます
位だったり、カードしかできません、的な方も多いみたいで。
「うちでは、カードだけではきついよ?」
って言われ、その方はマネージャーさんで雇用の一切を
取り仕切っていますので、まあ雇わないで終わるのですが。

恐らく、そんな子を下手にあのお店に現場投入したら
お客さんにボッコボコにされ(笑)、手品が嫌いになるでしょう。
気持ちは分かります。
マジックを静かに見てくれる人なんて、珍しいんですから(笑)。

別のお店ですが、やっぱりそんな感じで、夢見てマジックバーに来た子を
当日練習生みたいな感じでやらせてみたら
「僕はマジシャンに向いてません」
と、去って行った、なんてことを聞いたことがあるような気も(笑)。

自分の中に、その分野に関してさして知識や情報が無いのに
それでお金を頂こうっていうのは、なかなか勇気があるなあ
って思うのですが、じゃあどれくらいが閾値としてお金がいただけるか
っていうのも、難しい話でして。

僕はたまたま世界でも名前が通る方の動きを、若いころから見られたので
なんとなく閾値をすぐに超えられたんです。

単に「マジック」の事柄だけなら、ちょっと本読んだり
DVDでも買って学んだり、適切な人に習いに行くみたいなことをすれば
すぐに超えられるのに、濃度のうっすい無料情報だけでどうにかしようと
するから、閾値を超えることもできず、その状態で戦場に行ったら
対応できずにあっさりゲームオーバーみたいな。

お金を頂いて、になると、より広範な知識や経験が必要ですし
実務的な部分から、目に見えない心の事柄まで
完ぺきではないながらも、一通り知っていた方が生きやすいです。

通常は、新入社員で会社に入ったら
先輩たちがいろんなことを教えてくれたり、指示をくれたりで
覚えていくのですが、マジシャンとして孤軍奮闘となると
どうしていいのか、分からないって事の方が多いですし。

若いうちはいいんですよ、若いから
で、多めに見てくれて、その間に学べばいいのですが
年取るとそうもいかないわけで。

他の人に頼るってこともできるようになれば
それはそれでお任せするというのが安全ではあるのですが
そういった視野も持てなかったりすることも。

今までマジック中心で生きてきて
正直、マジック以外の部分を教えてくれる人が
いなかったなあ、というのが僕の中の感想でして。

法務や税務って部分は特になのですが
実際には、個人事業主の集まりなどに出たりして
お話聞いたりすれば、ほぼ解決する部分だと思います。

個人で仕事をやっている、という所に関しては
変わらないですしね。
書籍や相談窓口に関しては、ちょっと調べれば色々とあるかと思います。

その手の分野は、プロはプロとして分かりやすい肩書に
なっている方が多いですから、そこに相談でいいと思うんですよね。

他にも、ある意味で一人でやっていくことの多いマジシャンですので
自分自身のマネージメント(仕事のマネージメントって事ではなく)
が出来るようにならないと、精神的に壊れてしまったり
成長できないなんてことにもつながりますし。

これに関しては、自分で学んでいかないと成長できないのでは?
という実感がありますね。
日々の気づきというか、ある種の自己啓発的な学びというか
会社で同僚や上司、他部署等との仕事をすることで、普通の人なら
学べる事などが、一人では学べないので、意図的に行動していかないと
いけないですね。

なんとなく、薄っぺらい感じがある人って、こういった学びが
少ない人だと思うんです。
僕がそれをどうこうできるなんて、大きなことは思っておりませんが
でも、きっかけを作ることくらいは、できそうな気がするんですよね。

ちょっとした刺激を与えるコンテンツ、のようなモノ。

これはマジックも同様で、完成した作品を提供するよりも
刺激になるような、そんなものを提示していきたいなあ
って思っていて。

テクニックやサトルティ、作品のコンセプトなど
抽象度の低い所から、高い所に持っていく
帰納的な作業の刺激になったり
または
抽象度の高い所から、低い所に持っていく
演繹的な作業の刺激になったり
そんなきっかけになるものを、何か提示できればって。

なので、僕のコンテンツはある意味で完成していないものを
お届けすることになるため、人によっては何か
モヤッとする人もいると思うのですが、そのモヤッとする部分を
自身でクリアにしていって欲しいという事でして。

この辺のコンテンツ
自分自身のマネージメントに関してと、マジックに関しての
情報などをまとめて発信していこうかな、なんて思っております。

で、マネージメントって日々の事柄なので
いっぺんに「ドンっ!」って渡されても上手く活用できないんですよね。
なので、日々ちょっとずつで、気づきを得るってことにつながるので。

そう考えると、継続課金的なメルマガか情報発信に
なってくるかなあ、と。

いわゆるサブスク的なコンテンツ発信って
かなり大変で、ずっと新しいものを提供し続けないと
満足しない方が多いのですあ、そんな事ができる才能なんて
無いと思っている小林ですので、なんとも・・

少しでも、マジックを仕事として生きていきたい
ある意味で孤軍奮闘しても、マジシャンでいたい
という方への、サポートになるようなコンテンツが作れて
お客さんにフルボッコにされても、翌日それなりに元気に
生きていける真摯なマジシャンたちに役立つものが出来ればなあ
なんてことを、現在考えております。

まあ、技術革新で様々なシステムが簡便に使えるようになってきている
この時代。少なくとも、小林はそんな事を考えております
という事で。

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