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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#17

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

「ゆでガエル状態」になりやすいタイプはこんなタイプ

しかしながら、何十年間頭や体に染みついた行動様式を変えることは容易なことではありません。

特に従来型のキャリアコースに順調に乗っている人や大企業従業員ほど実はこうした危機感を感じることができません。

なぜなら、従来の会社追従型キャリアを歩むことで、今現在、好条件の処遇が享受できているからです。

 「自分は大丈夫、自分の会社は大丈夫」と思いがちですが、永遠に勝ち組と思われてきた名門大企業も不祥事や急激な経営環境の変化についていけず、大規模リストラや国際的なM&Aの波に飲み込まれている様子は常々目にするところです。

もちろん、会社は事業売却やリストラで生き残るかもしれませんが、たとえ会社が生き残ったとしても、その過程であなた個人の雇用が守られなければ意味はないのです。

冒頭に紹介した経団連会長コメントでも「雇用維持のために事業を残すべきではない」と経営者に対して新しいビジネスに注力するよう訴えています。

シニアのキャリア相談では錚々たる大企業の社員の方も相談に来られます。

世間的には超優良会社と思われている会社ほど、内部ではマネジメント層の若返りなどシニアにとっては厳しい人事施策が取られている印象を受けます。

50代のあなたが現在、「会社への滅私奉公により順調に出世のレールに乗っている」「大企業に在籍している」ケースは特に要注意です。

絶対に沈まないといわれたタイタニック号にあなたは乗船しているかもしれません。

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