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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#18

「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

あなたの市場価値と給料の乖離はここまで開いている

第9回のコラムでエドワードラジアの賃金カーブの図を掲載しましたが、まだまだ年功賃金的な色合いの残る日本企業の賃金慣行では、年齢が高くなるほど生産性と賃金水準の乖離が大きくなりがちです。

モチベーションを下げまくったシニア正規社員よりも、賞与も定期昇給もない非正規の契約社員の方がバリバリ仕事をしているという現象は多くの日本企業の職場で見られる光景です(職場によっては、契約社員や派遣社員の方がリーダーとして正社員を指導する職場もあります)。

今までは、正社員と非正規社員は入社のプロセスも異なりそれが当たり前という認識が職場でも蔓延していましたが、もうそうはいきません。

いわゆる同一労働同一賃金の動きです。

非正規雇用が年々増加している中、政府はいわゆる働き方改革のひとつとして、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の間の不合理な待遇差を解消する動きを強めています。2020年4月1日からは、「パートタイム・有期雇用労働法」が施行となり、そのルールは更に徹底されることになっています。

今後シニア層もこうした動きの耐えられるように自ら意識して仕事の守備範囲、責任、パフォーマンスを上げていかないと今の会社内での生き残りすらままなりません。

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