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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#101

キャリアデザインマップを完成させる

ここまでキャリアデザインマップを作成するために必要な情報について説明してきました。

この情報をキャリアデザインマップに入れ込み、あなたのキャリアビジョンが記入できればキャリアデザインマップに魂が吹き込まれたことになります。

あとは、あなたの設定したマイルストーンにしたがって実行計画を立てていきます。実行計画へのブレークダウンにあたってのポイントは次の通りです。

ステップを踏んだキャリアの実現図

①達成したいキャリアビジョンと現在の自分とのギャップを埋めるための具体的な目標を考えることが重要です。その際には、目標設定のフレーム「SMART」にしたがって目標を具体的に設定します。特に目標を数値化すると、実現確率が一気に上がります。

②常に「家族キャリアマップ」と「ライフカーブ」「キャリア棚卸しシート」との連動を意識し、定期的に見直しを行うことが必要です。3点セット(「家族キャリアマップ」「ライフカーブ」「キャリア棚卸しシート」)が変更になったら、それに合わせてキャリアデザインマップも見直すことになります。

あとはこれから説明する5つのポイント(「6ゲン主義」「複合スキル」「ポータブルスキル」「人脈」「寄り添い力(傾聴力・人柄)」を意識して実行するのみです。

なお、キャリアの棚卸しやキャリアデザインマップを作成する際には、ぜひキャリアをじっくり考える機会を設ける意味でも、「1人合宿」をして作成することをおすすめします。

「1人合宿」とは、作家が旅館やホテルに缶詰めになって原稿を書くように、1人で都内のホテルや地方の温泉宿で、パソコンとキャリアに関する情報だけもってこもります。

これまでのキャリアを徹底的に振り返り、将来のキャリアの方向性を1人で考え抜く時間を意識的に作ることで、検討に真剣みが増します。ぜひ、チャレンジしてみてください。


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