「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#107

<事例>孫世代と今も働ける性格スキル

Nさんは、中規模人事請負会社に在籍し、人事のオペレーションのプロとして長年仕事をしてきました。定年後再雇用後もその確実な仕事ぶりを評価され、若手上司のサポート役を務めてきました。

再雇用年限は65歳ですが、それ以降もNさんのサポートを必要とする業務がたくさんあり、例外的に雇用ではなく業務委託で継続して働いてもらうことになりました。

Nさんは、70歳を超える今も人事オペレーションの第一線で働いており、毎年年末の年末調整時期には、孫世代の女性社員と混ざって扶養控除申告書のチェック作業をしています。

<解説>
確実な超実務能力をお持ちであることはもちろんですが、それを周囲に受け入れてもらえる「性格スキル」の高さが70歳をすぎても周囲から頼られる存在でありつづける秘訣です。

Nさんの場合、特に性格スキルの5要素のうち「真面目さ」「協調性」「精神的安定性」が優れています。

超実務力を発揮するためのOSとしての寄り添い力が重要であることを示す事例です。


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