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「働けるうちは働く!」ための仕事と人生の設計方法#93

棚卸しの実施のポイント

①今までのキャリア(仕事)の歴史を逆時系列に(現在から過去へ)で整理します。特に重要な期間は、最近10~15年間。この期間は特に重点を入れて棚卸しを行います。

②そのときどきの具体的なタスクと成果・業績を可能な限り数字で表現します。

③棚卸しする項目は、仕事に限らずまずは幅広く考えます。
・身についた「スキル・資格・ノウハウ・経験」
・仕事を通じての諸活動・受賞・発表・報告など 

棚卸しのヒント・コツ

①棚卸しシートの各エリアに「良い悪い」の評価は一切せずに思い出したまま、ひたすら追記していきます。

②棚卸しにあたっては、「家族キャリアマップ」「ライフカーブ」を眺めながら、また昔の写真なども活用しながら、自分の財産を洗い出す気持ちで楽しみながらじっくり時間をかけて行いましょう。

③特に数字で表せるものは、この際に徹底的に数値化してみることをおすすめします。過去に携わったプロジェクトの規模、売り上げなどの数字情報は在職中しか確認できないので要注意です。やるなら「今」です。

④集めた資料(辞令・表彰状・資格認定証などの「キャリアアーカイブ資料」)は、厚めのクリアファイルに集約していつでも参照できるようにしておくと検索が楽になります。

自分のキャリアに関する情報は、すべてこの棚卸しシートの中に入っています。あなた独自のキャリアのデータベースを構築していくイメージです。

このデータベース(プラットフォーム)から情報を引き出して、履歴書や職務経歴書に落とし込んだり、将来、独立・起業を考える際には、事務所パンフレットの材料として活用するイメージです。

棚卸シートのパンフ関係図


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