公務員の副業事情、これからどーなる?
世間はめっちゃ副業ブーム。
副業禁止とされる公務員。
民間でも副業禁止の企業はありますよね。
厳密に禁止されてますか?
ぶっちゃけ、僕の職場の自治体では不動産や農業、実家の家業の手伝いならおっけーみたいな感じです。(おそらくきちんと許可を得て、収入も申告されてます)
法的にも、所属長?首長?の許可を得れば可能みたいですね。
消防では農業やってる人が多いです。
もともと実家が百姓って人も多いのかな。
どっちが軸足か分からんくらい農業ゴリゴリにやってる人が多い。
夏は朝3時間草刈りしてから出勤したり、秋は稲刈年休をとったり。
地域性ですかね。
皆さんの自治体ではどうでしょう?
T13さんが生駒市長の小紫さんの書籍を紹介されてたので便乗します!
文中でもある通り、生駒市は副業解禁が明言されてます。
市長の小紫雅史さん、良い意味で市長っぽくない。
面白い考えの人です。
僕が読んだのはこちら。
読書メモも出てきたので貼っとこう。
参考になったことがいくつか。
福利厚生は一回は使っておくべき。
次に使う時のハードルが低くなる。
たしかにー。
休暇とか、宿泊助成券とか。
若い時は使いづらい"消防の力学"があります。(うちだけですか?)
気を遣いすぎですね。
制度はしっかり活用しなければ。
職員数や予算など行政の保有するリソースは確実に減る。
自治体が優先して取り組むべき課題の、優先順位付けも課題設定力の重要な要素のひとつ。
これ、すごく思ってました。
人間は成長とか発展を求めがちです。
「現状維持即ち後退」思考。
そろそろどうやって上手に縮小していくか、視点を変えないとまずいと思う。
仕事と家庭の二項対立ではない
わかる。ワークライフバランスって、ワークとライフの2つだけじゃない。いろんな要素がある。
そして副業の話。
生駒市での副業に関しての基準はこちら。
というわけで、副業なら何でもかんでも良いわけではなさそう。
個人的にはこの考え、大賛成です。
特に消防職員。
せっかく非番と休みがたくさんあるのに。
若くて体力ある貴重な人材に、副業禁止で何もさせずに暇を謳歌させてるのは、地域としてももったいないと思います。
労働力の飼い殺し。というと言葉が過激すぎるか。
ぶっちゃけ、非番に暇な職員パチンコ屋とうちっぱなしにめちゃくちゃいてるでしょ。
給与に関しても、人口が減って自治体の財政に伴い、今後下がってくる一方でしょうし。
(覚悟して入ったから何も言えないけど。)
生駒のように基準を作ってガンガンやった方がいいんじゃないかなー。もちろん災害時や召集時のリスクヘッジは必要ですが。
収入はおいといて、地域のために何か力になりたいという潜在的な欲求を持つ人は多いと思う。
特に、田舎の地方公務員は。
「ただでさえ若者すくないのに、僕ら消防の事だけやってていいの?」って感覚すらある。
けど、生駒市のようなこんな基準なら、職員としても後ろめたくないし、胸を張って堂々と副業をやれる。
1〜2年前に月刊消防の女性消防職員のリレー寄稿で紹介されてた生駒市の消防職員。
非番の日は救急救命士の専門学校で非常勤講師をしているとのことでした。
まだ拝命の浅い20代の方だったと記憶してます。
そんなキャリアを積める事が羨ましい。必ずその経験で得たスキルが組織の力になるでしょう。
消防署以外の場でも自分の価値を発揮できる機会がある事が羨ましい。
本人の収入、現場の声を聞ける学生からしてもwinwinwinだと思います。
まーでも世間の声は色々厳しいんですかねー?
バイトして金稼ぎたいってだけの話じゃないんだけどな。(本音、収入は得たいけど)
公務員の副業、これからどーなるんでしょう。
まあその時がくるまで、仕事しながら、牙を研ごう。
以上
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?