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「ナナメの夕暮れ」若林正恭

【日本テレビ系情報番組「ZIP!」で紹介されました】
「東大生に聞いた人生が変わった1冊」第1位!(「ZIP!」調べ)

【日曜ドラマ『だが、情熱はある』に登場のエピソード満載!】
オードリー若林と南海キャンディーズ山里の半生をドラマ化
(日本テレビ系 4/8~ 毎週日曜午後10時半~)
主演 髙橋海人(King & Prince)& 森本慎太郎(SixTONES)

【累計28万部突破!】
オードリー若林の6年間の集大成エッセイ
「おじさん」になって世界を肯定できるようになるまで

書き下ろし17,000字!「明日のナナメの夕暮れ」収録

恥ずかしくてスタバで「グランデ」を頼めない。ゴルフに興じるおっさんはクソだ!――そんな風に世の中を常に”ナナメ”に見てきた著者にも、四十を前にしてついに変化が。体力の衰えを自覚し、没頭できる趣味や気の合う仲間との出会いを経て、いかにして世界を肯定できるようになったか。「人見知り芸人」の集大成エッセイ。解説・朝井リョウ


人間に、変わらないことで
愛され続ける部分と
変わることで愛され始める部分が
あるとするならば、この本は、
後者の存在を強く示してくれる。
それは、どうしたって
変わりながらでしか生き続ける
ことのできない私たちにとって、
頼もしい光となる。
(朝井リョウ/解説より)

Amazon 内容紹介


大変勉強になりました!

僕も厭世的に物事を見てしまう事が多いので、反省。

若い子に批判精神は似合う。〜略〜
だって完璧なものってこの世にはないから。

本文より

ちょうど僕の中でも、そろそろそんな時期が終わりそうな予感がうすうすしてたとこで。

そうそう。31歳。
もう批判精神も似合わないよなー。

徐々に諦念にもシフトしつつある。
人だって組織だって制度だって、完全無欠なんてないもんな。

人生の良いタイミングで読めました。


耳が痛いことを言ってくれる信頼できる人を持つ。

本文より

これもすごい共感。

例えば、職場でめっちゃ信頼してる先輩。
なんでこんなに慕ってるかと考えてみれば、耳の痛いことを言ってくれるからだなーと気付いた。

たしかに耳は痛いんだけど、それが僕にとっては聞き入れやすい言葉やテンションで。

その温度感が僕とたまたま、めちゃくちゃ合うんだろうな。
これからも大切にしたい。

あとは奥さん。
めちゃくちゃ的確に僕の至らない所を責めてくれる。恐妻やけど。
おかげで変われた事がたくさんあるし、人間的に成長させてもらってると思う。
ほんとにいつもありがとう。

耳が痛いことを言ってくれる人ってほんとに大事。
感謝して大切にしよ。


その他印象に残ったフレーズ。

他人への否定的な視線は、時間差で必ず自分に帰ってきて、人生の楽しみを奪う。

本文より

合う人に会う

本文より

エネルギーを上に向けられなくなったら終わりではない。正面に向ける方が、全然奥が深いのかもしれないと思えたのだ。

本文より

なるほどなー。

作中通して、僕と似た感覚のとこもあれば、全然違う感覚のとこもあって面白かった。

徹底的に自己開示して、弱い所も隠さずに教えてくれて、勉強になりました!

人生の先輩の、人間的な成長の様子が見れて、とってもよかった!

書くことの意義も感じされられました。

ありがとうございました!

以上

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