海外ビジネス展開の伴走者になりたい。「理想人 オブ・ザ・イヤー」と「MVP」W受賞インタビュー!
2024年2月に、山本さんが『理想人 オブ・ザ・イヤー』※1と『MVP』※2をW受賞。『理想人 オブ・ザ・イヤー』は、なんと3年連続の受賞です。
「海外進出に必要な情報の提供だけでなく”海外進出ができた”まで伴走したい—―」
「一緒に働くメンバーが働きやすい仕事をしたい—―」
今回のインタビューでも、相手を思っての言葉が終始出てくる山本さん。
Resorzメンバーに山本さんの印象を聞くと、
”優しい、気が利く、話しやすい、いつも元気、相手に対してリスペクトの心をもっている、観察力が優れている、会社全体を考えている、保身や変なプライドなくまっすぐ、なんだかんだいつも助けてくれる、みんなのお母さん的存在…” 等々、
たくさん尊敬と感謝と愛の気持ちが溢れる言葉が次々と出てきます。
どのような経験をして、どのような考えや思いをもって、今の山本さんがいるのか。
今回のインタビューでは普段なかなか聞けないエピソードも含め、お話いただきました!
1章:美容師から海外ビジネス事業へ。入社のきっかけは「知りたい・学びたい」
ーー山本さん、はじめに簡単な自己紹介をお願いしてもよいでしょうか?
山本さん:
はい、2019年に入社しました。はじめはアルバイトとして勤務していましたが、その後約1年後に正社員になりました。
私は、弊社のサービスである「Digima~出島~」という海外ビジネス展開のプラットフォームで、海外進出をしたい企業様からの相談に対して、海外進出を支援する専門家企業のご紹介や要望に対する情報を提供するコンシェルジュチームに配属となりました。
現在はマネージャーとして、コンシェルジュチームの牽引と、今年からは新たに海外進出を支援する企業様に向けて、Digima~出島~を有効活用いただくためのカスタマーサクセスを兼任しています。
ーーありがとうございます。本日は、たくさんお話を伺いたいのでよろしくお願いします!ちなみに山本さんは元々美容師をされていたのですよね?
山本さん:
そうなんです。実は私は元々理系の道に進みたかったのですが、大学では理系ではない専攻に進みました。実際に大学に入ってみると、やはり自分が興味ある道に進みたいと思う気持ちが強くなりました。その時、母親が美容師をしていたこともあるのですが、シャンプーやカラー・トリートメントといった薬剤の開発が面白そうだと感じたんです。
ただし美容師の資格をもっていないとその開発にも携われないということで、その時は派遣で貿易事務をしながら美容学校に通って、美容師の資格を取得しました。
ちなみに商品開発をするには美容師として店舗で2年以上働く経験も必要なため、店舗で勤務をして店長としても働いていました。
ーー元々美容師になろうと思ったのではなく、商品開発がきっかけで美容師の道に進まれたのですね!
山本さん:
はい。その後は海外のメーカーが日本に初進出をするというタイミングで、日本の肌質にあうものを、髪にあうものをつくろうと商品開発をしたり、当時はまだ耳にすることが少なかったヘアケアに興味をもってヘッドスパをしていました。その時、ヘアケアをするにはうわべだけでは意味がないと気づき、実はそこからインドネシアへ修行に行き、バリ式ヘッドマッサージのライセンスを取得しました!
ーーインドネシアまで行かれたのですか!それがResorzに入るきっかけになったとか?
山本さん:
昔からハマるととことんハマる性格なんです(笑)
Resorzに入社するのはまだ先で、そこから主人の海外赴任についてマレーシアで5年程生活をしました。はじめは慣れることが大変でしたが、結果とても住みやすく、最後は帰りたくないと思うくらい良い国でしたね。
5年経って日本に帰ってきたのですが、実は日本に戻ってきた時に美容業界の体制が全く変わっていなかったことに驚きました。
日本の美容室の海外展開は今もまだ少数ですが、日本のクオリティの高い技術やサービスを海外に展開していくべきではないかと、日本以外の国を知ったからこそそういった思いが出てくるようになりました。
ここでとことんハマる性格が発揮するのですが、海外ビジネスについて興味が湧いてきて、一時期は図書館にこもって調べ物をしたり、ネットで検索をしていて、その中でResorzのHPを見つけました。
調べる中で代表の兒嶋さんの考えがおもしろいと感じて、応募をしたのがきっかけです。
アルバイトとしてコンシェルジュの業務をすることになったのですが、知りたいことを学びながら働けるなんてありがたい!と思いました。いざ入社をしてみると、面接で聞いていたよりも色々な知識を求められるのではじめは大変でしたが‥(笑)
そこから任されることや取り組みたいと思う事が増えてきて、現在に至ります!
2章:コンシェルジュという仕事の奥深さ
ーーコンシェルジュという仕事についてもお伺いしてよいでしょうか?
山本さん:
はい。Digima~出島~では海外ビジネス無料相談窓口を用意しています。
その窓口から相談をいただいた内容について、コンシェルジュからお電話にて詳細をヒアリングします。そのヒアリングした内容を解決できる海外ビジネスの支援企業様をご紹介し、的確な企業様とマッチングできるよう働きかけをしています。
ーー私も1度ヒアリングの研修を受けましたが、知識が必要で奥が深いなと感じました。
山本さん:
そうなんです。実はこのコンシェルジュという仕事ですが、私が入社した時は今のかたちと少し違っていました。
当時はどちらかというと海外ビジネスを支援する企業様に向けたサービスがメインで、海外進出を検討する企業様へのヒアリングも深くは行っていませんでした。
ただしコンシェルジュという業務に携わっていく中で、海外進出を検討する企業様からはじめにいただく相談内容や情報だけで紹介する専門家企業を決めるよりも、あらゆる観点で広くかつ深くヒアリングをしていくことで、海外進出を検討する企業様に対して解決できる幅が広がるということに気づきました。
そしてそのヒアリングが深くなることによって、海外ビジネスを支援する企業様に対してサービス提供できることも増えていきました。
そこから、ヒアリング内容の項目を大幅に改善したり、仕組みを変えていきました。
今は別組織のメンバーである向井さんと切磋琢磨できる環境にあったので、大変さもありながら当時とても楽しかった記憶があります。
ーーそういった過去があり、今のコンシェルジュチームがあるのですね。
今年からカスタマーサクセスを兼務されていますが、どのように感じていますか?
山本さん:
海外ビジネスを支援する企業様が知りたいことは、海外進出を検討する企業様が何を求めているかということです。
だからこそ、コンシェルジュでの経験や活動を活かすことができている実感があります。
海外進出を検討する企業様と海外ビジネスを支援する企業様、どちらも偏りなく知ることがとても大切だと感じています。
3章:誰もが気持ち良く働くには、その「ちょっと」が必要
ーー改めて、『理想人 オブ・ザ・イヤー』と『MVP』のW受賞おめでとうございます!特に『理想人 オブ・ザ・イヤー』は3年連続ということですが、仕事において大切にしていることはありますか?
山本さん:
誰であっても、同じチームではなくとも、「一緒に働くメンバーが働きやすい仕事をすること」これは絶対に意識していますね。
自分がされて嫌だなと思うことは人にしたくないという思いがあるので、仕事でもこういう風にパスしてくれたらありがたいだろうなと思うことはやろうと心がけています。
誰もが気持ち良く働くためにはその”ちょっと”が必要かなと。
ーーなかなか思っていても実行するのは難しいと感じますが、なぜ今の思いが生まれたのですか?
山本さん:
そうですよね。こう思うようになったのも、美容師時代に店長をしていた時の経験がきっかけになっています。
当時、売上重視で人のケアができていない時がありました。
その時、独りよがりだと誰もついてこないと気づいて、すごく落ち込んだことがあります。この経験が変わるきっかけになりました。
あと、色々なタイプの人がいると思いますが、苦手意識はないんです。
比較的先入観がなく、一見怖い雰囲気のある人でもぐいぐい聞いていってしまったり(笑)見た目とか雰囲気では決めないようにしています。
というのも良い面・悪い面、誰にでもあると思っています。良くない部分はわざわざ否定しなくても良いのかな、その人の個性でもあるよなと思ったりもします。
ーーとても大事なことですね。無意識に先入観や固定概念は入ってしまうことがあると思うので、どんな時も意識したいですね。
山本さん:
ただ、その反対になるかもしれないのですが、「自分から聞く」「思ったことは伝える」ということも大切にしています。
何か違和感があったら自分から解消しに行く、伝えるべきことは伝える。
違和感に思う部分があった時は一度受け止めて、でも、こうしたらできる方法があるよねと伝える等、
仕事として対峙しているので、意見の対立をすることはあって当然だと思いますが、相手のことを受け止めた上で意見をすることもあります。
というのも、表には出さずに第三者に話をしてもかえって変な方向に進んでしまうこともありますし、意図したこととは違って伝わることもあると思っています。
ーーたしかに、山本さんは優しい印象がありますが、同時に軸や芯をもっている印象も強くあります。どんな時も嘘偽りなく話し合えるからこそ、みんな山本さんには信頼を置いているのかもしれないですね!
ーーちなみにResorzの好きな行動指針はありますか?
山本さん:
あります。「仕事を楽しむ」「個を生かし和を奏でる」の2つですね!
だってきついだけは嫌じゃないですか。前向きに取り組むことは大切だと思います。実は、チームで1日3笑いをやっていて、案外朝のMTGだけで3回以上笑っていたりするんですよね(笑)
ーー言われてみると、いつもコンシェルジュチームやカスタマーサクセスでは笑いが起きていて楽しそうです!ちなみに、これはきついな‥と思う時はどうしていますか?
山本さん:
難しい質問ですね。
意外とまったく関係のない別のことをあえてしているかもしれないです。
昔は本をよく読んでいましたが、どちらかというと身体を動かして何かに無心になったり、心身ともにリセットするのが良いのかなと感じます。
4章:さらに必要とされる伴走者へ
ーー山本さんが今後実現したいと思うことを教えてください!
山本さん:
今Digima~出島~では、海外進出をしたいという企業様が必要とする情報提供と、海外ビジネスを支援する企業様のマッチングを通して日本企業の海外ビジネス展開を支援しています。
ただ、ここからはマッチングをするだけではなく、海外進出企業のニーズやフェーズにあわせたサービスをつくっていきたいです。
例えば、企業様ごとに目指している像や海外進出を検討する目的があると思います。
そのゴールに対して、何を目標とし、どのように進めていけばよいのか?
方向性が決まった企業様には、海外進出ができたと言える状態までに必要な事は何か?どんなパートナー企業と組むことで実現できるのか?等々
Digima~出島~を活用してもらうことで、「海外進出ができた」まで伴走できる状態になりたいです。
ーーわくわくしますし、ぜひResorz全体として実現していきたいですね!
山本さん:
Resorzは、社員1人ひとりにチャンスをくれる会社だなと本当に感じています。入社したばかりとか年次や役職ではなく、全ての社員にチャンスがあり、基本的にやってみたいことを応援してくれます。
だからこそ1人ひとりが責任をもって自分で考えて、その結果スキルが高まって、みんな常に止まらず進んでいるなと。
そんな環境だからこそ、実現していきたいです!
ーー率直かつ色々な視点でお話いただきありがとうございました。
ハッと気づかされることも多く、山本さん自身が感謝と尊敬と愛にあふれていてました。そして、本質を考えたときに大切だと思うことを貫く芯の強さがありました。
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