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動画で奄美大島の魅力を伝えよう!映像技術向上セミナー

世界自然遺産登録された大自然をはじめ、集落の伝統を始めとする独自の文化や黒糖焼酎などの名産など、魅力もりだくさんの奄美大島。

その魅力を伝えるには、動画がイチバン!でもどうやってつくったら・・・?

ということで、2022年、奄美大島雇用創造協議会さまが島内の事業所向けに映像技術向上セミナーを開催されることになりました(受付・開催は終了しています)。

リゾートワーク部が所属するサムライトでは、(厳正な審査を経て)カリキュラム作成や講師手配などをサポートしましたので、今回はその模様についてかんたんにご紹介します!

いざ、映像技術向上セミナー!

今回、サムライトの東京本社から講師担当としてやってきたのは、テレビ番組の制作会社でバラエティ番組などの制作にディレクターとして携わっていた経験を持ち、現在YouTube・ライブ配信・動画制作などの数多くの案件を担当している動画ディレクター。

離島ゆえに、機材と講師がスケジュール通り到着するかというところから戦いは始まりました

今回のセミナーでは、3日間という限られた時間のなかで動画制作の全体像を理解し、今後の動画活用に向けた第一歩を踏み出すことをゴールとして、企画・撮影・編集の基礎を学び、実際に動画を制作するワークを行う形となりました。

セミナーをきっかけに、ビジネスにおける動画活用が広まるといいなと・・・!

カリキュラムにおいては、ビジネスシーンで特に重要となる、撮影に入る前の準備段階を丁寧に紐解きました。

奄美大島の大自然は画として映えるのは間違いないのですが、それに甘えて「とにかく撮って、撮ったものを編集で何とかする」ということでは、動画活用による効果や成果を実感するのは難しいのが現実です(運任せになってしまいます)。

したがって「どんなものを作るのか」先にしっかりイメージし設計したうえで撮影・編集といった制作段階に移っていくという手順を踏むことがとても大切です。

こうして整理すると撮影までのSTEPが半分以上(かかる時間自体が半分以上ではないですが)

企画・準備段階では、「3日しかないけど、本当にちゃんと動画制作までやりきれるのか・・・!?」と一抹の不安も覚えつつ臨んだセミナー本番。

定員を超える申込があり、満員御礼となるなか参加された20代~70代(!)までの熱量高い島人のみなさんは、最終日に堂々と自分の制作した動画を発表され、動画活用の第一歩を確実に踏み出していました…!

講師が語る、映像技術向上セミナーと奄美大島

今回のセミナー講師を務めた動画ディレクターの川田さんに、セミナー終了後、感想などコメントしてもらいましたので、以下にご紹介します。

セミナーの講師紹介より

――セミナーおつかれさまでした。セミナーはいかがでしたか?

実質、座学でのインプットは10時間くらいしか取れていないのですが、みなさん動画がしっかり形になっていて、思ったよりできあがりのレベルは高かったので驚きました。
自分自身にとっても、初心者がつまずきやすいポイントやクリアしないといけないハードルなど、あらためて発見や勉強になった点は数多くありました。
「動画制作を覚えるために1人で取り組むのはやはりハードルが高い」ということも実感したので、こうした機会が良いきっかけとなって、動画に取り組むハードルが下がっていればいいなと思います。

――セミナーにおいて、意識したことなどはありますか?

横文字はできるだけ使わないようにがんばりました(笑)。普段、自分たちが当たり前に使っている言葉も分かりづらい可能性があるので、できるだけ分かりやすい言い回しやはっきりした表現をするよう心がけました。
あと、参加する方がどういう方なのか、事前にイメージがつかみづらく、実際セミナーを始めてみるとそもそも普段PCをあまり使わないというような方から、動画制作の経験者まで、レベルや知りたいこともバラバラだったので、それぞれの方に合わせた内容やサポートをするように気をつけました。

――今回、奄美大島に来た感想など、ざっくばらんに教えてください!

あんまり知らない場所で、沖縄みたいな感じかなーと思っていたのですが、実際に今回来てみて、可能性が詰まった島だなと思いました。いい意味で手つかずの自然の良さというか、開発されていない感があるなと。帰りに明神崎展望台に行ったのですが、単なる山登りみたいな感じで、坂は急だし、けもの道だしと、もっと整備された展望台をイメージして行ったので衝撃でした(笑)。
次回は、用安海岸でアクティビティを楽しんだり、宇検村でのんびり過ごしたり、とふつうに遊びに来たいと思います!

でも展望台からの景色はすばらしかった、とのことです


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