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晩秋の里山の手仕事 その1

コラムニスト
Dancingdoll

毎年取り寄せていた山梨の柿農家が高齢と後継者不足で廃業。

農協に頼み込んで何とか今年も大和百目柿100個で干し柿作り。

昨年は100個で35キロ、今年は28キロと少し小さめ。

まだ夏日がある中での作業開始。洗って皮をむいてへたの周りの葉を取って、ひもにかけて、10秒熱湯につけて、バーにかけていく、分担しながら黙々と手を動かす。


手作りの干し台で干すこと2週間。途中3度ほどもんで柔らかさを均等にしていく。

好天に恵まれ、夜の温度がそれほど下がらずヤキモキしたが完成。

渋くてそのままでは食べられなかった柿が干すことで日に日に甘味を増すことの不思議。それを見い出した古の人々の知恵。

太陽の恵みいっぱいの出来立ての干し柿を食す幸せ。


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