国内課題 フードバリューチェーンのありかたを「幸せ」の観点から考察
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「幸せ」の研究とフードバリューチェーン(FVC)
次世代FVC研究所 設立連携メンバー 栗原康剛
概説 :
農業が人類にとって最も始原的な営みだとすれば、それは、「幸せ」と深く関わってくる。農業を起点とするフードバリューチェーンもそこに関わる人に焦点を当て、ヒューマン・セントリック(人間中心)かつサステナビリティ(持続可能性)の視点のもとで構想されるべきであろう。
近年、GDPに代表される経済指標だけでなく、「幸せ」や「Wellbeing」を社会の成熟度や社会的価値の達成の指標にする考え方や研究が数多く提出されている。本稿では、これからのフードバリューチェーンのありかたを「幸せ」の観点から考察する。
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