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移住とWell-Beingな暮らし

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Well-Beingな暮らしを希求して移住を考えている人、移住後にも引き続いてWell-Beingライフ実現の姿を探索している人のためのコラム集です。伊東市・伊豆高原をケーススタ…
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2023年11月の記事一覧

サロンコンサートの醍醐味

コラムニスト Dancingdoll 「今日は私の母が来ておりまして緊張しています。」と汗をぬぐって始まった嶋津健一トリオ・オン・ステージ 森の中の小さなオーベルジュ。3列・30数名で満席。私の席からピアノまで僅か3Mほど。ピアニストの表情、手の動き、そして息遣いまで届く。クラシックの名曲がジャズにアレンジされ全く別の表情に。そのテクニックに魅了された晩秋の小春日和の昼下がり。 フラメンコの公演は別荘の広いリビングでの開催。 ダンサーのスカートが大きく揺れ、周りに風が

我が家の冬支度

11月に入っても暑さが続き、畑では桃や河津桜が開花と???の日々 立冬を境に一気に寒さが降りてきて慌てて冬支度。伸び放題だった庭木を庭師が6人、2日がかりで草刈り、伐採、そして、鹿対策にフェンスも張ってもらった。 遅れ気味だった薪も大量に運び込まれ薪割の音が山にこだまし、あっという間にラックが埋まった。 玄関の壺の飾り花、例年はツルウメモドキとフォックスフェイスの投げ入れ。 今年はフォックスフェイスが手に入らずあきらめていたら、近所の方からフウセントウワタが届いた。ユ

寄り道

コラムニスト Dancingdoll 朝の散歩。その日の気分と元気度でコースを変えて歩く。最短コースでいつも植木の手入れをしてらっしゃるご主人、ご挨拶したら「柚子風呂入るかね?」と大きな獅子柚を2つもいでくださった。散歩切り上げ早足で戻り、ネットで検索。実が少なく皮とわたが厚いがえぐみが少ないのでママレードにすると美味しい。ということはピールもできるかも。 切ってみると確かに実が申し訳なさそうに少しだけ。 タネとすじを除いて皮を3回茹でこぼしそのまま一晩を3回繰り返し、水を

晩秋の里山の手仕事 その1

コラムニスト Dancingdoll 毎年取り寄せていた山梨の柿農家が高齢と後継者不足で廃業。 農協に頼み込んで何とか今年も大和百目柿100個で干し柿作り。 昨年は100個で35キロ、今年は28キロと少し小さめ。 まだ夏日がある中での作業開始。洗って皮をむいてへたの周りの葉を取って、ひもにかけて、10秒熱湯につけて、バーにかけていく、分担しながら黙々と手を動かす。 手作りの干し台で干すこと2週間。途中3度ほどもんで柔らかさを均等にしていく。 好天に恵まれ、夜の温度

地元食材を使って私だけの行楽弁当

コラムニスト Dancingdoll 今月の料理教室は地産地消。 教えてくださるシェフも習う私たちもみんな移住組。 レシピを見て伊東に来るまでそんな野菜知らなかったで始まった、ヤーコンと菊芋、はやとうり。 朝市やいで湯っ子市場で見かけても調理の仕方がよくわからずスルーしていた野菜たちが今日は主役。 そして伊豆といえば欠かせない鹿肉とキンメダイ。 6人で9種類のレシピを手分けしてこなしていく。 お弁当に詰めるご飯は飾り切りのおにぎり。 細かな作業に2人がかりで悪戦苦闘し