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音を楽しむ

長年密かに抱いていた望みを
叶えることが出来ました。

パイプオルガンコンサート。

佇まいから美しい楽器から
奏でられる多重音のシャワーは
素晴らしいものでした。

バッハ先生独特の旋律、
エルガー先生の情緒溢れる旋律は
様々な感情を呼び起こし
お恥ずかしながらひとり感涙でした。

何故私がパイプオルガンを
マークしていたかというと、
かつてヨーロッパの教会で聞いた体験が
強烈に染み付いていたから。

その時は全身で音を浴びながら
教会で佇んでいました。
それ以降、教会に行くたびに
ゆっくり時間をとるように
していました。

石造りの教会独特の
音の反響も印象的で、
本当に心洗われる体験だったのです。

本質的な体験、ということでしょうか。

今回はコンサートホールでの
演奏だったので
完璧な音響設備のもと
恐らく楽器本来の柔和な音色が
再現されていたように思います。

今日は1階席でしたが、
次回は2階で拝聴したいと思います。

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