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半年おきの我が家の防災備蓄品確認日

※この記事は2021年3月のメールマガジンの記事を加筆修正したものです。

今年、10年目の3.11を迎えました。

2011年3月11日、私は1歳の娘を連れて、大阪の友人宅で過ごしていました。
マンションの高層だったこともあり、遠く離れた大阪でも、リビングにあった水槽から水が溢れ出るほど、大きく揺れました。

その前にある大きな地震の記憶は、1995年の阪神淡路大震災。当時はまだ実家の大阪に暮らしていました。
ボランティアで何度か訪れた震災直後の神戸の景色は、今も鮮明に覚えています。

私は年に2回、3.11の3月と、防災の日がある9月、半年おきに防災備蓄品の点検をしています。
タイミングとして忘れることはありませんが、念のため、Appleカレンダーにも「防災備蓄品確認日」として、6ヶ月おきの繰り返しを設定しています。

今回は、私の防災対策をご紹介したいと思います。
各ご家庭によって対策は様々で正解などありませんが、一例として参考になればと思います。

私が準備している防災備蓄品は、以下の3パターンに対応できるかを想定しています。

(1)今すぐ家を出て逃げる場合(大地震)
(2)水や電気やガスがなく、自宅で過ごす場合(地震/水害/台風)
(3)水と電気とガスがあり、長期間自宅で過ごす場合(ウイルス感染)

以前は漠然と(1)のパターンばかりを考えていましたが、2019年の台風19号による長野県千曲川の氾濫や、今も続く新型コロナウィルスの流行により、
(2)や(3)のパターンにも備えておく必要があると考えるようになりました。

(1)の場合に備えて、すぐ家を飛び出せるよう、持ち出し用のリュックの準備。ベッド近くに、ヘルメットとスニーカーと懐中電灯の準備。

(2)の場合に備えて、家族分×数日分の水の確保や、カセットボンベの確保。水を運ぶビニールタンク。アルファ米、缶詰などの食料品。寒さ対策用の湯たんぽ(外から水を調達できた場合)、寝袋など。

(3)の場合に備えて、乾物、缶詰、お米など、常温保存が利く食料品を多めに備蓄(ローリングストックで普段から使う)。トイレットペーパーや生理用品などは、あらかじめ安心できる量をストック(パニック買いに加担せずとも、困らないように)。自宅療養中に感染を広げないための紙皿、紙コップ、割り箸(災害時にも活用できます)。

備えの内容は、各ご家庭の価値観や家族構成によって違ってくると思いますが、
ここに書いたことが、半年おきに見直してきた私の(我が家の)備えです。

備蓄品のチェック項目としては、賞味期限、使用期限の確認、追加したいアイテムがあれば追加する、などです。

今回の確認では、(1)の持ち出しリュックの中に入れていたペットボトルの水が賞味期限間近だったので買い換え、
娘の着替えがサイズアウトしていたので、新しいものに差し替えました。

追加で、携帯トイレの検討、スマホなどのバッテリー対策、ノートPCなどをすぐにまとめて持ち出せるシュミレーションをしておくこと、
いつものバッグの中に入れておく防災ポーチの準備などが、私の今後の課題に挙がりました。

私の防災意識が高まったのは、長野県松本市に移住してからのこと。
仕事場が東京にある夫は、松本と東京と行き来する生活スタイルになり、夫不在時に何かあれば、私1人で娘を守らなくては、という意識が強まりました。

これまでも夫任せで良いという意識でいた訳ではありませんでしたが、
自分で理解し、準備し、備えるという意識が強くなるきっかけになったのは事実で、結果的にとても良かったと感じています。

繰り返しになりますが、各ご家庭によって防災対策は様々で正解などありませんが、一例として参考になればと思います。

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