消費税5%減税、消費税0%の経済効果が明らかに

 昨今のコロナウイルスによる景気の落ち込みによって、政界でも、与野党問わず、消費税減税論が主張されるようになって来ました。今回はそんな消費税5%減税、消費税0%の経済効果が明らかになったという記事をご紹介します。

 消費税を0%にすると、良く国債が暴落して、ハイパーインフレになる!といったことをツイッターなどで流布する人がいますが、それは全くのデタラメであることが、この計量シミュレーションからも明らかになっています。
 消費税を0%にしても、10年物国債の利回りは0.11%に留まり、インフレ率(2015年を100とした消費者物価指数)も、96.2→97.1へと、1年で0.9ポイントしか上昇しません。国債暴落も、ハイパーインフレも全く起きません。
 起きると言っている人は、全く持って経済音痴で、数字が読めない人だと言えるでしょう。そういう、いい加減なことを言う人のことを真に受けないで欲しいと思います。そんな空想の世界に生きている人達と、民間の計量経済分析データに基づいた発言をされている方、どちらが信用できるかについては言うまでもないと思います。
 こうした計量経済分析に基づいた経済政策を政府はしっかりと行って欲しいと思う限りです。


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