見出し画像

【プロジェクト収支管理ツールの利用に関する実態調査】プロジェクトの収支管理、65.0%が未だに「Excel(エクセル)」の実態...そのうち4割以上から「管理の煩雑さ」など不満の声

今回は、「プロジェクト収支管理ツールの利用に関する実態調査」に関する調査の配信です!

リサーチPR『リサピー』では、「調査(リサーチ)PR」に関する詳しい内容を、約20ページでまとめた無料ホワイトペーパーについてもこちらで無料公開しておりますので、気になる方はぜひこちらもご覧いただければと思います。

〜プロのPRコンサルタントが教える〜戦略PR手法パーフェクトガイド〜

調査概要

  • 調査概要:プロジェクト収支管理ツールの利用に関する実態調査

  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®️」の企画によるインターネット調査

  • 調査期間:2022年7月21日〜同年7月22日

  • 有効回答:プロジェクト型事業(広告・Web業界、各種制作会社、コンサルティング業界など)を行っている、中小企業の経営者・役員103名

Q1:現在のプロジェクトの収支管理、「Excel」が65.0%で最多

 Q1.あなたのお勤め先では現在どのような方法でプロジェクトの収支管理を行っていますか。

・Excel:65.0%
・クラウドツール:22.3%

・その他:3.9%
・収支管理をしていない:4.9%
・わからない/答えられない:3.9%

Q2:Excelを使った収支管理で、約4割から「管理が煩雑になっている」と不満

 Q2.Q1で「Excel」と回答した方にお聞きします。Excelを活用した収支管理について不満に感じることを教えてください。(複数回答)

・管理が煩雑になっている:43.3%
・ミスや記入漏れが生じる:35.8%
・複数のシートにデータが散乱している:32.8%

・記入に時間がかかる:25.4%
・不満に感じることはない:23.9%
・収支状況の把握がリアルタイムで行えない:19.4%
・ファイルが重い:19.4%
・複数名での更新が行えない:11.9%
・業務が属人化している:10.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:3.0%

Q3:他にも「データ分析に時間がかかる」や「同時並行でのタイムリーな入力ができない」など、Excelを活用した収支管理への不満の声

 Q3.Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、Excelを活用した収支管理について不満に感じることがあれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・54歳:データ分析に時間がかかる。
・66歳:同時並行でのタイムリーな入力ができない。
・62歳:マイクロソフトのツールは良くない。
・54歳:立上げ時やソフト更新時に作業ができない。
・35歳:ひとつのファイルに複数の人が変更をかけたとき、混乱する。
・45歳:テンプレートが使いにくいので、表作成からしないといけない。
・72歳:汎用性のないオリジナルフォームなので、機密性は高いが属人対応となってしまう。

Q4:クラウドツールを未導入の理由、約半数が「コストがかかるから」と回答

 Q4.Q1で「Excel」と回答した方にお聞きします。あなたのお勤め先で、収支管理のクラウドツールを導入していない理由を教えてください。(複数解答)

・コストがかかるから:50.7%
・費用対効果の裏付けに不安があから:34.3%
・導入・運用に手間がかかるから:28.4%

・導入後の仕組み化が大変そうだから:19.4%
・操作が難しそうから:9.0%
・社員からの理解が得られないから:1.5%
・その他:7.5%
・わからない/答えられない:3.0%

Q5:現在Excelで管理している経営者の約6割が、収支管理のクラウドツール導入を検討

 Q5.Q1で「Excel」と回答した方にお聞きします。今後、収支管理のクラウドツール導入を検討したいと思いますか。

・非常にそう思う:19.4%
・ややそう思う:38.8%

・あまりそう思わない:31.3%
・全くそう思わない:4.5%
・わからない/答えられない:6.0%

Q6:収支管理のクラウドツール導入を検討したい理由、「正確な収支管理を行いたいから」が43.6%で最多

 Q6.Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方にお聞きします。収支管理のクラウドツール導入を検討したいと思う理由があれば、自由に教えてください。(複数回答)

・正確な収支管理を行いたいから:43.6%
・電子帳簿保存法に対応したいから:38.5%
・リアルタイムで収支状況を可視化させたいから:38.5%

・DXを推進したいから:33.3%
・収支管理工数の削減を行いたいから:30.8%
・インボイス制度に対応したい:28.2%
・クラウドツールの導入を行う同業者が多いと感じるから:2.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

Q7:クラウドツール利用中の経営者73.9%が、ツール導入による費用対効果を実感

 Q7.Q1で「クラウドツール」と回答した方にお聞きします。あなたは、収支管理のクラウドツールは費用対効果が高いと感じていますか。

・非常に感じている:13.0%
・やや感じている:60.9%

・あまり感じていない:21.7%
・全く感じていない:0.0%
・わからない/答えられない:4.3%

Q8:収支管理のクラウドツールの導入で特によかったと感じること、「情報共有の円滑化」が64.7%で最多

 Q8.Q7で「非常に感じている」「やや感じている」と回答した方にお聞きします。収支管理のクラウドツールの導入で特に良かったと感じることを教えてください。(複数回答)

・情報共有の円滑化:64.7%
・業務時間の短縮:52.9%
・収支状況のリアルタイムな把握:52.9%

・人的ミスの軽減:47.1%
・働き方改革の促進:47.1%
・数値の正確性:23.5%
・意思決定の迅速化:23.5%
・ストレスの軽減:17.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%

まとめ

 今回はプロジェクト型事業を行っている、中小企業の経営者・役員103名を対象に、プロジェクト収支管理ツールの利用に関する実態調査を実施しました。

 現在のプロジェクトの収支管理について、多くの経営者が「Excel(エクセル)」で行っている現状があり、「収支管理が複雑になっている」や「ミスや記入漏れが生じる」などの課題を感じていることがわかりました。今後、収支管理のクラウドツールの導入を検討している経営者は多く、理由として「正確な収支管理を行いたい」や「電子帳簿保存法・インボイス制度」への対応をしたいなどといった声もあがりました。

 また、既に収支管理のクラウドツールを利用している経営者からは、クラウドツールの導入で、「情報共有の円滑化」や「業務時間の短縮」などの実感から、7割以上が費用対効果は高いと回答しています。DX時代のプロジェクト収支管理方法として、 今後ますます、Excel管理からクラウドツール管理へ移行を検討する企業が増えていくのではないでしょうか。

『リサピー』が提供する、PR・マーケティングに活用できるお役立ち資料はこちら

〜プロのマーケリサーチャーが教える〜調査パターンパーフェクトガイド〜
〜プロのマーケリサーチャーが教える〜調査パターンパーフェクトガイド〜
〜Yahoo!ニュース掲載調査事例〜2022年1月-3月期〜
〜業界別戦略媒体集〜BtoC業界編〜
〜業界別戦略媒体集〜BtoB業界編〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?