こうやって春を待つ
※虫画像あります。
1月22日、氷点下10度の朝。コンクリートブロックのリブの隙間でトンボが眠っていた。
このブロックは売り物だから(ここは建材屋さんなのです)彼を寝床から剥がしてみたがまったく反応がない。完全に静止しているようだ。昆虫は変温動物だから私の指に気付いてはいても反応ができないのかもしれない。
冬眠というものにはリスクがある。眠っていても生きているから蓄えたエネルギーが切れてしまうかも知れないし、寝床に選んだ場所が冬のあいだずっと安全とは限らない。もう目覚められないかも知れないのだ。
つまり今このトンボは大いなる博打の真っ最中だ。最大限に力を蓄えて一番信頼できる場所を選んでbetする。負ければ死、勝てば春が訪れる。私たちが暖房をつけてぬくぬく過ごしている時間、彼は全存在を賭けて闘っていたのでした。再び目覚めるために。
はい、こんにちはー☀️
ガラにもなくおセンチなポエム風日記を書いてみましたー🙃
面白かったでしょうか?書く方は照れ臭くてむず痒くて貧乏ゆすりしながら書きましたが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
ちなみに、昆虫が冬に休んでいるのは冬眠とは呼ばず、休眠というらしいですねー(なんだそら)僕も詳しくないので後で調べてみます。
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