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Vol.21 移動時間分析について

今回は、RESASを使うことで確認できる移動時間分析についてご紹介させていただきます。

移動時間を分析することで、どのようなことを検討するときに役に立つと思いますか?

これは、実際にビジネスをしている方々の方がピンとくることだと思いますが、例えば、お店の出店や、観光誘致等による商圏把握、また、広告やプロモーションによるターゲットエリアの選定に使えるのではないでしょうか?

今回は、自分たちの地域でビジネスする方、また広域でビジネスされる方の双方にとって活用できるデータを2つご紹介します。

<近距離移動分析>

出典:ヤフー・データソリューション ゼンリン ヴァル研究所 住友先行システムソリューション 株式会社ゼンリン提供データ(住所情報)

上記地図の上段が「公共交通機関(飛行機なし」、下段が「自動車(一般道優先)になります。
真ん中の黄色の市が「浜松駅」周辺になります。

そして、浜松駅を中心にして、赤枠が「10分圏内」、青枠が「20分圏内」になります。
メッシュが「青~緑~赤」になるほど、移動時間がかかるということです。

<国内移動時間分析>

出典:ヤフー・データソリューション ゼンリン ヴァル研究所 住友先行システムソリューション 株式会社ゼンリン提供データ(住所情報)

こちらは、浜松市を中心にしての国内で「自動車(一般道優先)」「自動車(高速優先)」「公共交通機関(飛行機なし)」「公共交通機関(飛行機あり)」での移動時間を示しています。

こちらのデータに関しても、メッシュが「青~緑~赤」になるほど、移動時間がかかるということです。

<まとめ>

最近は、オンラインシステムの普及により物理的な距離を以前ほど感じなくなってきているとはいうものの、実際に人と会ったり、リフレッシュしたり、コト消費をするための移動というものはなくなるものではないと思っています。

今回ご紹介させていただいたような移動時間を分析することで、ターゲットとしたい人や地域がどこまでになるのか、また、その移動時間を考慮した上でのサービス内容の検討などをすることで、地域の魅力を適したい人・地域に向けて発信することが出来たら良いですね。

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