新聞アウトプット|よみがえる絶滅人類の脳 語り始めた現代人との差

要約

現代人の脳細胞に細工を加え、約4万年前に絶滅したネアンデルタール人の遺伝情報を持つミニ脳を培養し、現代人と比較する計画が米カリフォルニア
大学サンディエゴ校で進む。

日本の研究チームは、頭骨のコンピューター推定から、ネアンデルタール人は現代人と比較して小脳の割合が小さかったとまとめた。複雑な思考を支える能力が減り、環境の変化についていけなかったのだろうと結論付けた。

脳のような柔らかい組織は化石にならないが、化石の遺伝情報を正確に読む方法や、遺伝子の編集技術など、科学の進歩により古代人の「脳」が続々とよみがえっている。

ドイツの研究では脳の前頭葉に関わるたんぱく質「TKTL1」を神経細胞の数が少なくなったとの論文を発表した。ネアンデルタール人の前頭葉が小さいとされる理由を説明できる可能性がある。

ミニ脳への追及は止まらない。倫理的な問題もある。
絶滅理由の説明には、脳の違い以外にも、当時の環境の変化などの解明も必要との声もある。数々の発見は現代人と古代人の違いを際立たせ、現代人を再定義するだろう。

感想

現代の技術で古代人の小さな脳が作れるということに驚き。技術により真実に近づくことは嬉しいことだが、いつか倫理的に超えてはいけないラインを超えてしまわないかが心配。
骨太な記事で要約がうまくできなかった。

記事

#日経COMEMO #NIKKEI

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