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今更ながら鬼滅の刃劇場版を見てきた話

年があける前からずーーーーっと気にはなっていたものの、
なんかタイミング合わないし、世の中はコロナだし、
不要不急か?と聞かれたら、強い心で必要火急です!
と答えられない案件だったので、まぁ、行き逃してました。

ニュースや世の中の盛り上がりに、少々置いてきぼり感を感じながら、
休日の生産性のない日常に嫌気がさし、
誰も誘わずひっそりと、誰とも言葉をかわさないルールを課し、
百合子が頭にチラつく中、決死の覚悟で行ってきました。

アニメ版は見ていたので、あらすじとか設定などは学習済みステータスの私です。
個人的な印象としては、「進撃の巨人」や「キングダム」を見た時のほうが「おもしれーーーーーー!!!!」というココロオドル気持ちが高かったので、鬼滅作品に対してのファン度は低めレベルです。

世の中の人が狂い踊る作品に、自分の感性が追いついていないのか、、、
現実を知るためのテストとして、いざ劇場版へ!

ボチボチなソーシャルディスタンスを保てる位の観客数で、
ボッチ上映をしても滅入らないレベルの距離感。佳き佳き。

本編始まる前の告知シリーズ。。。
こんなにいつもあったっけ?というくらい国産映画の告知多!
まぁ、それも佳き佳き。
あー、エヴァンゲリオンやるんだー!これは見に行きたいな〜。
そして最後にご存知!映画泥棒!!!
久しぶり〜!!!しばらくみない間に長編になってるじゃん!

と、小気味よい前座を楽しみつつ、いざ本編へ!

おー、炭治郎青年!相変わらずキラキラの若者パワーが溢れ出ていますね。
あー、でもちょっと他キャラの声とかうるさいわ。。。
ほー、この方が世の中の民衆を虜にしている、煉獄さんとやら。
目イキってんなー、、、でも食べるもの一口ごとに感謝してて
良い育てられ方してんなー。
わからないものをわからない!と言える心の強さ、羨ましいなー。
しかしそんな叫ばないで〜!という感想から始まったんですけどね。。。

いつのまにか、、、、私、、、、、眠りについちゃってたんです。。。

おーい!私も血鬼術かかってるんじゃん!!!
って、自分につっこみましたよね。
目を冷ました頃には、炭治郎青年が汽車の上で戦ってる最中でしたよ!

大丈夫大丈夫!
この映画は煉獄さんの映画だと聞いてるし、今戦ってるのは炭治郎青年だし、煉獄さんもまだ寝てる!
そしてLiSAのあの歌もまだ聞いてないし、多分まだなにも見逃してない!!

オッケーオッケー!今回の敵はふむ、下弦の壱ね。
ふむ、まだ下弦なのねというところに少々のがっかり感を感じつつ、
下弦壱さんの話ぶりにIKKOさんがどうしてもチラつき
なかなか真剣に見ることができない私に一抹の不安が。

もしこの映画で泣けなかったら。。。

私、世間と感覚がズレていることにならないか、、、不安。
加齢に対してナイーヴになっている妙齢のこのタイミングで、
文化物に関してもズレが生じてしまったら、、、
私、この先どうしたらよいのでしょう。。。やばい。。。
煉獄さん、どうか私を泣かせてください!

あ!私ここ好き!と、やっとこの映画と向き合うことができたシーン。
善逸さんが禰豆子さんを助けるシーン!
なんかあそこだけ音楽がドラムンベース調でしたよね?え?え?
あのリズム感よかったですね。
日本のアニメの音楽を効果的につかうところ、頭がさがります。

あー、もう、音楽のことで関心してる場合じゃないですよ。
これじゃ全然泣く気配なくて、本当のおいてきぼり確定なんですから!

ってそんなこんなで煉獄さん起きたー!
あれー!ポスターにもなってたこの鬼もういなくなっちゃうの?!
えー!泣きポイントどこーー?!?!

ってな感じだったんですが、それで終わるわけないですね。
出てきましたね、上弦の鬼さんが。。。
なんていう壮大な前フリでしょう。。。。

しかしいいですね、上弦の参さん。
初見で自己紹介したあと、いきなり下の名前で相手を呼ぶ
ウェスタンカルチャーマインドを持っている!
ただでさえ言いにくい「杏寿郎」を呼びます?初対面で!
そしてメリットを矢継ぎ早に並べリクルーティング!
すばらしいですね。
全然関係ない私もちょっと考えちゃいましたよ。
もしこんなリクルーティングされて、即答でNOと言える心の強さ、、
私にはないな。。。ふぅ。。。

そんなこんなでこのあたりからちょっと涙腺に湿度を感じ始めました!
よし!私、大丈夫かも!!

煉獄さんの母上!
あー!絶対死んじゃうアニメの登場人物の髪型しちゃってるよーーーー!

ということで、最後、、、煉獄さん、、、
キングダムの王騎将軍のようでした。。。
泣きーーーーーーーーー!

そしてあぶねーーーーーー!
良かった!泣けたーーーーーーーー!

という映画体験だったので、自分の感性が世間とズレていないか
確認作業をしに行かれてもよいのでは?と思いました。

しかし、オープニングとエンディングでなんども見た
「ufotable」の文字。。。覚えたよ、、覚えましたよ。
ufotableさんがすごいんですよね。理解した!

しかしこの映画の登場人物は、ポロッポロと涙ためて泣くよな〜。
感受性強い子供たちなんだな、、いいことだ。

わたしも美味しいものを食べたら、美味しい!@一口づつ 言える素直な心を忘れないようにしたい、と思った日でした。





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