陸上・洋上風力に関する専門家が、日本における風況観測のトレンドを語るセミナー 11月20日(月)開催

「風力発電の風況観測における技術的課題と調査実用化の展望」をテーマにオンラインセミナーを開催します。

セミナー概要

開催日程:2023年11月20日(月) 13:00-14:20
開催形式:オンラインセミナー(zoomウェビナー)
参加方法:事前登録制
費用:無料

主催:豊田通商株式会社、レラテック株式会社
協力:株式会社ウインドパル

このような方におすすめです

  • 発電事業者

  • 認証機関の方

  • 金融機関の方

  • 投資家の方

環境と経済の両面で日本の未来を支える風力発電

2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言している日本。その実現において重要な電源の一つとされているのが、風力発電です。風力発電所の導入促進および経済性の向上が、我が国の重要な課題となって久しいですが、そのための知識や手法についてオープンに語られることは少ないと感じています。
風力発電には正確な風況の把握が不可欠です。風速、風向、地形の影響などを詳細に調査し、最適な設置場所を選定することで、効率的な発電を実現します。
今回のセミナーでは、陸上・洋上における風況観測のトレンド、そして、それぞれの観測機器やその手法などを含めて、効率的な発電を実現するための実践的な内容をお話しします。
登壇企業は、「豊田通商株式会社」「株式会社ウインドパル」「レラテック株式会社」の三社です。
登壇企業より、セミナーへ向けてのコメントを紹介いたします。

豊田通商株式会社

当社では、風力発電事業のための風況調査に使用される風況観測機器(ZX社 LiDAR、SFC社 燃料電池)を提供しております。

今回のセミナーでは、当社で取り扱いしている機器に限らず、陸上、洋上の風況調査業務における、機器、観測、シミュレーションの各パートの専門家をお招きし、解説頂く機会を設けさせていただきました。事業性評価や認証取得のために、新たなガイドラインや観測手法も導入されつつある中で、現在日本でご利用いただける複雑地形での観測/シミュレーション、フローティングライダー等のソリューション事例を交えご紹介いたします。

今後の風力発電の導入促進に向けて、日頃の皆さまの案件開発に貢献できればと思いますので、お気軽にご参加ください。

レラテック株式会社

当社では、風力発電のための風況調査に特化したコンサルティングサービスを提供しています。神戸大学の研究成果をベースとした技術力を通して、風況観測、シミュレーション、解析を一気通貫で実施できることが特長です。

本セミナーでは、今年の春に公開された「NEDO洋上風況観測ガイドブック」を元にライダー機器を用いた洋上風況の観測手法(乱流強度の測定等)やその見通しについて説明します。ガイドブックを活用する方、洋上の風況調査に興味のある方にとって、非常に有用な情報になるかと思います。

ほかにも洋上風力発電プロジェクトの計画や実施に必要な知識もシェアしますので、風力発電に関する最新情報と技術を学びたい方にはぜひご参加いただけたらと思います。

株式会社ウインドパル

当社は洋上風力に特化し、確立されたプロジェクトマネジメントソリューションを提供する会社です。実証された技術や経験を豊富に有する欧州企業の知見を活かし、日本の企業とマッチングすることでこれを実現しています。

今回のセミナーでは、風況観測用の「フローティングライダー」に焦点を当ててお話します。日本においても徐々に採用されつつある本システムは、乱流強度測定を視野に入れており、洋上風況観測の合理化、浮体式への移行等、今後の風況調査に有用となると考えています。

皆さまにもその存在を知っていただくとともに、洋上風力発電の開発において役立つ情報を提供したいと考えています。

オンラインセミナー申し込み

本セミナーの後半では登壇者とのQ&Aセッションの時間を設けていますので、ぜひこの機会をご活用いただければと思います。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。