見出し画像

ep14:天ぷら油カー改造見学


こんばんは、

~もったいない、をたのしいに~
repurpose labo / jiji to guma to

店主のkappaです


以前、はじめてクラウドファンディングに参加したプロジェクト
こちらが無事に達成されました!!めでたい!

そして先日、返礼イベントの、天ぷら油カー改造の現場に参加させていただきました。


参加したプロジェクトについては過去の記事(ep11)をご覧ください↓
https://note.com/repurposelabo/n/n1090e0bcb0df


天ぷら油カーに改造する車


12/10(土)夜に東京に前のり
翌日12/11(日)早朝に出発し、新幹線に揺られて西焼津まで

西焼津駅で、今回の主催者である山口さんとお会いして、車に同乗し、ご自宅まで向かいます

今回の参加者は僕を含めて3人
うちお一人は、ご自身で車を天ぷら油カーに改造されたばかりでその車でお越しでいらっしゃいました。


着いて挨拶を済ませて、早速作業が始まります。

講師の方は昨夜から作業を始めていらっしゃったそうですでに座席のシートははずれた状態

機械をいじったことなど、ましてや見たこともない僕にははじめて目にする絵ずらでした


運転席シート下を作業中


天ぷら油は粘度が高く、そのままの状態では使えないため、車の中で一度温める必要があるらしく

そのための機械を埋め込んだり、天ぷら油を通す管を新しく入れたり、

他様々な作業工程が目の前で進んでいきました。


車や部品について全くの無知なので、細かい作業内容や説明は正直理解はほとんどできませんでしたが

天ぷら油カーは完成後、ある程度自分でメンテナンスが必要なため、機械の配置や向きもその後の作業を考えて取り付ける必要があるということは、想像していなかった学びでした。


山口さんの回収した廃油





私は車の知識や興味が正直低いため、基礎知識がなく根本的なところからの質問も多く投げてしまいましたが、講師の方や山口さん、参加者の方が優しく教えてくださいました。


以下、特に学びになったことの羅列です。

・飲食店の油の廃棄は、産業廃棄物扱いになるから、飲食店側からすると知らない人に譲渡するのはリスクを感じられる人も多くハードルが高い。
また、からあげのような肉をつかう油はよくない(肉の油が固まっちゃうため)
一番良いのは蕎麦屋からもらう天ぷら油

・飲食店から出る油は、専門業者が無料回収して、その後加工してるから(何になってるのかは分からなかったけど)、捨てられてるわけではなく循環している。廃棄の課題は、個人宅からでる廃油の処理

・天ぷら油カー乗りたい人の多くは、燃料の安さに魅力惹かれた人か、エネルギー支配されたくない人




天ぷら油カーに乗っている知人がいたので存在は元々知っており、なんとなく自分も将来的に使えたらいいかもな、くらいの軽い興味がありましたが

実際に改造現場を見て、乗っている方からのリアルな経験・感想をお聞きして

正直、私には天ぷら油カーを扱うのは向いていないなと思いました。
とくに車のメンテナンス部分の点が自分にとっては大きなハードルになりそう。


ただ、自分の目でみて聞いてそう思ったのなら、それが自分の答えなのでとくにショックという気持ちは一切ありません。

むしろ知れてよかったと思ってます。

何より、このプロジェクトに参加させていただいたのは循環ワークスさんを通じて山口さんの挑戦を知り、循環ということに対して、自分とは別の角度からアクションを起こそうと奮闘されている山口さんの活動に直感的な興味と応援したい気持ちが重なったことが理由でした。

なので、プロジェクト自体が達成して、その改造現場や山口さんに直接お会いできたことが、自分の中で一番の収穫だと思っています。


とても貴重な経験をさせていただきました。
山口さん、どうもありがとうございました。

この日にはまだ完成しなく、
この後も改造の工程があるそうできっとハラハラドキドキな状態だとは思いますが、天ぷら油カーが無事に完成することと、これからのご活躍を応援しております。


目標を追う姿、人として、とてもかっこよかった。

自分も来年の東京出店という目標に向けて、努力していきたいと思います。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

kappa

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?