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上司に仕事の悩みを相談したらモヤモヤがすっきりした話

新たな環境で働き始めることは、やりがいがある一方で悩みも発生しがちです。そこで今回は、note編集メンバーの新入社員が抱える「仕事の悩み」について同じマーケティングチームの上司に直接相談してみました。

業種や職種にかかわらず、大切な気づきがたくさん聞き出せましたのでご紹介します。


悩み1:目標を詰め込みすぎてしまう

マルチタスクを抱えていると、ついつい「あれもやらなきゃ!これもやらなきゃ!」と目標を詰め込みすぎてしまいませんか。まずは実現可能な目標の作り方を考えましょう。

当社の場合、総合職は自身で目標設定することが求められます。BtoBマーケティングの例でいえば、「事業の売上が増えること」という最終的な目標(KGI)をまず考えるわけですね。

この最終目標を達成するために、どう行動するのかを分析すれば、自然と中間目標が定まってきます。たとえば、自社事業の売上アップを最終目標とするなら「月に○○件リードを獲得する」「商談化率を上げる」といった中間目標が設定できるでしょう。

解決策:目標を立てるときは全体像を捉えてから小さい目標を作る

悩み2:優先順位の決め方がわからない

タスクが増えると、優先順位をつける必要がありますよね。時間を無駄にせず、効率よくタスクを達成できる方法はあるのでしょうか?

まずは「優先順位ってどうやって決めるのか?」を自分で考えてみるとやるべきことが見えてきます。やるべきことを考えても、漠然としていて難しいと感じるのであれば、「重要度(優先順位)」「緊急性」の指標を参考にするといいでしょう。

「そのタスクの期日がいつなのか?」を元に、ゴールから逆算してToDoを立てておくことが一番大事です。逆算するという意味では、目標設定と考え方が似ているかもしれません。期日を第一優先事項と認識しておき、それに向けて何をすべきかを計画立て・棚卸ししておくと、自然と今日は何をすべきかが見えてくるでしょう。

とはいえ、問い合わせ対応や書類手続きなど、緊急性が高いタスクが突然増えることもあります。臨機応変に対応するため、あくまで期日(優先事項)と緊急性の両方を考慮することがポイントです。

解決策:タスクの優先順位は「重要度」と「緊急性」を考慮して決める

悩み3:上手な質問の仕方を知りたい

質問の基本形

新入社員は質問する機会が多いですが、自分の知りたいことを上手に質問するのって意外と難しいですよね。上司目線で「答えやすい質問」とは何か教えてもらいました。

質問するときは、何事も自分の考えを持っておくことが大切です。わからないことはまず自分で調べる!それでも解決しないことがあれば質問して、「自分はこう考えてやってみたんですが、ここが解決しません」というふうに言うほうが、状況が把握できて答えてもらいやすいです。

会社は学校と違って答えをもらえる場所ではないので、上司に質問しても必ず正解が返ってくるわけではありません。同じ目標を目指すチームとして、一緒に働いているという感覚が身につけば、どんなコミュニケーションを取ればいいのかわかってくるのではないでしょうか。

特に、答えのない事象に対する質問をしたときは、先輩の意見を参考にしながら自分なりに仕事をやっていくことになり、学校で勉強するときと大きく感覚が変わってくるポイントです。

解決策:質問するときは「状況」と「疑問」をセットにする

質問のタイミング

効果的な質問の方法はわかったけれど、いつ質問していいかわからない!という人もいますよね。筆者も質問していいのか迷っている間に時間が過ぎてしまうタイプですが、意外と見落としやすいポイントに解決の糸口が見えました。

自分が「時間かかってるな……」と思ったら質問していいタイミングです。調べたり、試行錯誤しても解決しないことは誰かに頼りましょう。自分1人でできることは少ないので、いかに周囲を頼って力を借りていくかを感覚として分かってくると、新人から脱皮できている状態にいよいよ仲間入り、というイメージです。

自分の仕事に対する時間感覚が曖昧であったり、やっているつもりなのに時間だけが過ぎていくな……と感じているときは、タイマーをセットすることをおすすめします。1つのタスクにどれぐらい時間がかかっているのか、時間を計測してみましょう。行動が数値化されるので、スケジュールを立てやすくなったり、無駄な時間がかかっているところがわかりやすくなったりします。

解決策:質問するタイミングは作業時間をもとに決めるとわかりやすい

まとめ

最後に、筆者の悩み相談を聞いていただいた上司の言葉を紹介します。

「学校と会社の一番の違いは、お金を貰っているかどうかだ」なんてことを聞いたことのある方もいると思いますが、これは本当にその通りです。先輩や上司は”先生”ではなく共に会社の利益に貢献する同志なので、必ずしも答えを教えてくれるとは限りません。

自分の新人時代を思い返すと、ギャップが多くて悔し涙を流したこともありました。ときには上司やお客様に厳しい言葉をいただき、嫌な気持ちになったことも……。一方で、自分が逆の立場になってみると、あの言葉は自分を育てるために言ってくれていたんだな、と考えさせられたりします。

新入社員の皆さんは、まず先輩や上司の指示を素直に聞いてみるのがおすすめです。とくに1~3年目にかけては行動量を意識して仕事に取り組むと良いでしょう!ありきたりですが、やはりこれが基本なんだと思います。

とはいえ、職場の合う・合わないが出やすいのも新生活の時期ですよね。
明らかにブラックな職場で働き続けることを推奨している訳ではありません。”合わないな”と感じたら逃げるのが得策なケースはあるでしょう。

何より、自身の健康やプライベート・家族といった「生活」という軸が無ければ「仕事」に取り組み辛くなってしまうので、いかにやり甲斐をもって・楽しく働いていくかには「ワークライフバランスの両立」が肝要だと考えています。仕事に励みながら、オフではプライベートを楽しむ。そうするうちに「なぜ働くのか」という目的まで明確にできればベストですね!手段として目の前の仕事をするのではなく、何か目的があると仕事にやりがいを感じやすくなります。


今まで漠然と「仕事ができない……」と思っていましたが、周囲の人に相談してみるとスムーズに解決策が見えてきました。まずは行動量を意識して仕事するために、目標達成やタスク管理のための時間感覚を身につけたいものです。

リ・プロダクツnoteでは、今後も仕事にまつわるトピックや会社の情報を発信していきます。ぜひチェックしてくださいね。

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