最初の職場は、海の家。多様な経験が繋がり、辿り着いたグロースマーケターの働きがい
こんにちは!Repro株式会社人事部の山崎(以下、山)です。
本日はCustomer Success Division のグロースマーケターを務める狩野 絢多 (以下、狩)さんをご紹介します。
■プロフィール紹介
山:はじめに自己紹介をお願いします!
狩:Customer Success Division に所属し、グロースマーケターを務める狩野 絢多です。
クライアントの課題解決を戦略立案から実行まで、一気通貫で実施するプロフェッショナルサービスを提供するチームに所属しています。担当しているのは物件探しアプリやレンタカーの予約アプリ、化粧品のECサイトや動画配信サービスのWebサイトなどがあります。
■なぜReproに入社したのか
山:これまでの経歴を教えてください!
狩:出身大学は法学部法律学科でした。もともと将来や就職に不安を感じていて早めから準備をしておこうと思い、大学1年生からインターンを始め、その後個人事業主として働いていました。
最初のインターン先を探していると、大学が公式に案内している募集の中に海の家で働く求人があったので、応募して働き始めました。その後、海の家のオーナーと意気投合し、その方の本業だったWeb制作の仕事を手伝うようになり、Web制作に関わる仕事経験、スキルが身につきました。
山:海の家が最初の職場ですか!その後、どのような企業に就職したんですか?
狩:1社目はセキュリティ系のSaaSを扱う会社でした。オープンポジションで入社し、インターン期間を含めると2年ほど勤務しました。安定した会社で、PdMのような役割で色々と任せていただき、プロダクト開発に関する経験を得られました。一方で、もう少しスピード感を持った展開を求めていました。
「流れの早い業界、環境に身を置いてチャレンジしてみたい」
そう考えていた時にスカウトメッセージをもらい、Reproという会社を知りました。
山:入社の決め手はどんな点にありましたか?
狩:第一印象で「ここだ」と思いました。これまで事業会社にPdMとして勤務した経験、在学中の個人事業主時代にWeb制作や分析業務に従事した経験をそれぞれ活かせるものだと考えたのです。今後やりたいことに対してもマッチすると感じました。
以前までは、自分がこれまでやってきたことを一言で表現できる職種、発揮できる仕事がどんなものなのかわからず、もやっとしている部分がありました。グロースマーケターという職種は、「まさに、(自分がやってきたことは)こういう仕事だ…!」と思えるものでした。
トライアル期間を経て、業務の解像度が上がるにつれて確信し、入社を決めました。
入社後はアプリサービスに関する知識や顧客の業界に関する情報のキャッチアップに苦労しましたが、次第に身についていきました。
■グロースマーケターの重要性
山:グロースマーケターという職種の必要性・重要性について教えてください!
狩:いくらツールに機能を作っても限界はあります。全ての需要に対して機能だけで応えることはできません。カバーする存在として、グロースマーケターは必要不可欠だと思っています。
また、「Repro」はツールとして活用できる自由度が高く、多くの可能性を持っています。アイデア次第で、「そんな活用方法があったか」と思うような発見があるんです。
例えば、以前アプリ内メッセージ機能の活用について話していた時のことです。アプリ内メッセージ機能は、アプリ内でユーザーにポップアップなどを表示してアプローチし、各KPIを向上させるために作られました。
視点を変えてみると、ユーザーの動向に合わせて感想や意見を聞くような使い方もできるじゃないかという話になりました。実際に活用してみると、ユーザーから意見を聞けることで改善点が見えたりレビューが上がる ことに繋がりました。
ユーザーがどの程度の頻度で、どんな行動をとっているかを把握し、適切なタイミングでアプローチできる機能を備えた「Repro」だからこそできたことです。
データや情報だけがあっても最大限に活用しきれないこともあるので、分析や施策立案まで実行する役割を持つグロースマーケターの存在も大きく寄与できた事例だったと思います。
山:人とツールが両方あってこそ生み出せる価値があるということですね!どのようなところに働きがいを感じますか?
狩:前職までにPdMとして働いていた頃は、サービスを作るところまでは経験がありました。一方で、作った後はどう使われるのかに関与できるチャンスがありませんでした。Reproでは、むしろ導入後から活用の段階に深く関わることができ、やりがいを感じています。
もともと個人事業主時代から我流、独学で身につけてきたベースの経験を活かすことができていると同時に、レベルアップしていけるようにも努めてます。
山:改めて振り返ると海の家にはじまり、Web制作、SaaS事業会社… 多様な経験をされていますね!
狩:一見すると一貫性のないキャリアにも思えますが、色々と経験してきたことが今になって繋がってきている実感があります。先を見据えると考えるべきことや不安もありますが、まず一旦やってみるという姿勢でいたことで得られたことがたくさんあったと思ってます。
■今後挑戦していきたいこと
山:今後はどんなことに挑戦していきたいですか?
狩:現状のグロースマーケターにも課題があります。クライアントに対して提供すべき成果に対してはコミットできていると思うのですが、成果を出す方法や過程で得た情報を社内でに向けにまとめ、活用することはあまりできていません。
そのため、自分自身がハブとなり、部署を横断しながらまとめていくことができればと思っています。
すでに会社が経営課題として捉え、動いているプロジェクトチームにアサインされ関わるようになりました。
最終的には、Biz・Dev両面の立場や心境がわかるPdMとして活躍できるようになりたいです。価値観や視点の異なる人たちがいかに協力して価値を作り出せるか、がビジネスには重要じゃないですか。
自分自身の経験を踏まえ、「こういうことをしてもらえたらやりやすいな」というところに気づき配慮ができる、そんな振る舞いができるような人物が理想ですね。
取材・執筆=株式会社ユニーク
写真=Akiko Kawada
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