レペゼン原級

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慶應で四留した話

留年記 レペゼン原級 私はこのまだ短い人生で四回の留年を経験している。 その話を後輩にしたら、「是非とも文章にするべき」と言われたので、恥を忍んでここに文章にしておく。文章をこのように書いたのははじめてのことである。私がひとりで独断と偏見で書いているので、もちろん独断と偏見に満ちている。細かい時間の食い違いや、間違いをふくんでいるだろうが、それもまとめて、 いち馬鹿学生の体験記としてご笑納いただけると幸いである。文中にあらわした考えはすべて私一人の見解であるので、私以外の誰

    • 責任も取らず生計も立てずいつの間にかアラサーになってしまった男

      前提として、父は会計士、母は講師、わたしはごくつぶしという プチ・ブルの家庭で育った。 父母ともに仕事が大好きで、昭和のモーレツサラリーマン (今はビジネスパーソンと言うべきか)という呼び方がしっくり来る。 趣味と言ったらゴルフか時々見るテレビくらいで、土日も仕事をしている。 兄も同様で、よくそこまで仕事ができるものだと常々思っているが、 祖母や祖父もそうなのでおそらく血筋で、わたしが突然変異なのだろう。 幼稚園では友達がおらずほとんどいじめられていた記憶しかない。 父母も

      • 悪魔と握手をした話

        わたしが中学生のころ、学校に熱血教師がいた。A先生としよう。 本人や周囲がA先生のことを熱血教師だと考えていたかはわからずわたしの思い込みかもしれないが、とても熱心な指導をしていた。 わたしが中学生のころ「夜回り先生」という人がメディアで称賛されていた。その人は夜の街をパトロールし、薬物依存の青少年や非行生徒、引きこもり、問題のある生徒などを立ち直らせたり指導したりする活動をしていた。 両親はそのような人が著す書籍に影響されやすいので、買ってきた夜回り先生の本を読むことをす

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